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簡単な感想を、と言いましたが、
結局長文。

さてさて再びお台場です。
天使の狂宴とはうって変わって、
お台場フォーク村初日。
車なら、スムーズなら40分くらいで行けるんですが、
高速に乗って早々に、
「大井=有明 渋滞9km」の表示。
去年も同じ平日、同じ時間帯でしたが、
その時は全然問題なかったので、
今年も平気だろうと多寡をくくっていたんですが。
表示通り、もうあと2kmくらいで13号地の出口というところで渋滞。
結局1時間くらいかかって到着。

メディアージュ6Fへ上がってみると、
スタジオ入口のロビーではなく、
外の通路に並ばせている様子。
去年並んだところは、別のイベントで使用しているようで入れません。
仕切りの悪さは相変わらず。
整理番号が後ろの方の人達は、
自分がどこにいればいいのかわからず右往左往。
突然、400番以降は奥へ進めと言い出して、
逆に人が溢れて混乱したり。
当日券はまだ余裕があったらしく、
エスカレーターを上がって右へ行ったところで売っていました。
いつもとは違うスタジオ横の入口よりやっと入場。
整理番号は510番台だったので、
入った瞬間はひょっとして座れないの?とビックリしたんですが、
後ろの方は結構余裕があり、
なるべく見やすそうな場所を見つけて座りました。
ところが、通路際に座っていた嫁さんの後ろに立見客が入ってきて、
なんだか知らないですが、
座っている嫁さんにやたらと密着してくる立見のお姉様がいらっしゃいまして、
あまりの鬱陶しさに席移動。
モニターには、加藤和彦氏がゲストだった2004年の第2夜、
「坂崎幸之助 三番勝負」が流れていました。
結局、後方席にかなり空席があるのに立ち見客がいるという
変な状況のまま19時ちょうどに客電が落ちました。

坂崎さん、懐中電灯を持って登場。
客席や自分の顔を照らして遊びながら着席。
もうこれはお約束ですか(笑)

♪ アーサー博士の人力ヒコーキ(加藤和彦)

オープニングにどんな曲を持ってくるのか楽しみで、ちょっと緊張気味に待っていると、
聞こえてきたのは全く知らない曲(汗
加藤氏のソロアルバムからの1曲でした。
情景が浮かんでくるのに、同時に現実感がないような、
夢の中で古い映画を見ているような、なんとも不思議な曲。
独特の世界ですね。

そしてオープニングアクト。

坂「だれのお子さまかすぐ分かる!間慎太郎!」

坂「すいませんね、急にね。」
間「いえ、とんでもないです。ほんま急なんですけど。」
坂「ひと月、ふた月前から言っておけばねー。」
間「3日前ですー。」

文字にすると伝わりにくいんですが、
このやりとりの「間の取り方」が完全に芸人(笑)。

♪ 淋しん坊の絵描きさん(間慎太郎)
♪ 日曜の散歩道(間慎太郎)
♪ 初恋バラッド(間慎太郎)
♪ 祭りのあと(吉田拓郎)
♪ シンシア(吉田拓郎&かまやつひろし)

さすが寛平ジュニア、笑わせてくれます。
特に笑ったのは、
今年春の神奈川県民ホールでのTHE ALFEEのライブを見に行ったという話。
1階10列目あたりだったそうですが、
慎太郎くん言うところの「揃った振り付け」に付いていけずオタオタしていると、
見かねた隣の「ちょっと肥えた女の人」が、
拳を上げるちょっと前のタイミングで

「はい!」

って言ってくれるようになったとか(笑)
しまいには、

「ここはグー!ここはパー!グー!パー!」

と言って教えてくれたとか(笑)
(↑ それはネタと思われる・笑)

間「まわりからはカップルに見えたんちゃうかと(笑)」

影響されたアーティストとしてボブ・ディランの話題が出て、
坂崎さんがモノマネで「風に吹かれて」の冒頭を歌ったんですが、
それがそのまんま「ショック!TAKURO23」に入っているのと同じで、

「おー本物だ!」

と、ちょっと感動(笑)

坂崎さんとの共演は、
オリジナルの「初恋バラッド」、
ライブ盤を聞いて感動した曲ということで「祭りのあと」、
坂崎さんがムッシュ、慎太郎くんが拓郎で「シンシア」。

曲を聴くのが初めてどころか、
寛平ジュニアがミュージシャンになっていたということすら知りませんでしたが、
ボーカルもギターもなかなかカッコよく、
しゃべりは当然おもしろく(笑)、楽しませてもらいました。
ちなみに今は横浜に住んでいるそうで。
だからカナケンだったのね。

ここから坂崎さんのソロコーナー。

♪ スワンの涙(オックス)
♪ 白いサンゴ礁(ズー・ニー・ブー)

ここでGS連発。
高見沢ソロライブを見た影響か(笑)
3~4歳の頃の曲なのに歌える俺って一体…。
このへんもブルーコメッツと一緒に聴かされてたのかも。

♪ ドラキュラの恋(ザ・フォーククルセダーズ)

この曲はフォークルもレコーディングでしか演奏してないんじゃないか?
というほどのレア曲とのこと。
オリジナルはきたやまさんのボーカルですが、
坂崎さんは間奏で

「低いなぁー」

と言いながら歌っていました。

さてさて、ここでメインゲスト・加藤和彦氏が
坂崎さんの

「和幸からこの方!John Kazukoh!」

の呼び込みで登場。
加藤さんはポロシャツにハーフパンツ(だと思った・なんかそんな感じ)
というラフなスタイル。
俺が同じような格好をしたら、完全に休日のオヤジになりますが(苦笑)
そうはならず、かっこいいんですわ。
さすがスターは違う。
加藤さんが

「Paul Kazukoh!」

と坂崎さんを紹介して、
和幸登場です。
(ちなみに「Ringo Kitayama kazukoh」という人物名も出ていました・笑)

加「和幸は、和幸ホールディングスといいまして、
 傘下にはアルフィー、ミカバンド、フォークルなどを抱えております。」

♪ あの素晴らしい愛をもう一度(加藤和彦&北山修)

二人ともウクレレで、オリジナルとはまた違った味わい。

「官能技巧のシェイク・ゴミブクロとタマブクロ」

だそうです(笑)
坂崎さんの持っていたウクレレ、8弦?
あんなのあるんだ。初めて見た。


♪ 戦争は知らない(ザ・フォーククルセダーズ)
♪ 白い色は恋人の色(ベッツィ&クリス)

オリジナルと同じコーラスワークで、
坂崎さんが担当したパートは上へ行ったり下へ行ったり。
加藤さん曰く、

「超絶技巧」

だそうです。
ということは、無言劇のコーラスも超絶技巧ですな。

ここでレコーディングにも参加したメンバーが登場。
パーカッション・ウッドベース・アコーディオンという構成。
ウッドベースが姿を現すと、客席から「おぉー」という歓声。
気を良くしたベースのクリスさん、
突然あのでかいウッドベースをギターのように横に抱えて、
場内大爆笑。

♪ 黄昏のビギン(和幸)

和幸のアルバムにも入る曲ですが、
オリジナルは水原弘、昭和30年代の歌謡曲。
加藤さんも言っていましたが、
和幸のオリジナルといっても違和感の無い、
レトロな雰囲気の名曲です。
こういう曲にこれまた二人の声質が合うんですわ。
何とも言えない気持ち良さ。
こんな曲あったんですねぇ。
水原弘って言ったら、「黒い花びら」と「へんな女」しか知らないし。
(こういうこと言うから年をごまかしてるとか言われるんだな俺)

♪ ボサッパライ

お盆の季節とか、お迎えがとかいう話の流れで、
何をやるんだろうと思っていたら、
なんと「帰ってきたヨッパライ」のボサノババージョン。
これは皆さん、凄いですよ。
カッコ良すぎですよ。
そのうち小野リサがカバーしますよこれ(?)

♪ 平和について(ザ・フォーククルセダーズ)

高見沢さんの作詞ということで…

加「どこからこういう詩が出てくるんでしょうね。あの風貌で(笑)。
 やさしい心なんだね。
 いつものタカミータッチとは違ったんでビックリしましたけど。」
坂「本来はこういうヤツなんですよ。やさしい心なんですよ。」

坂崎さんが変に照れずにこういうことを言ったことにちょっと感動。

♪ 悲しくてやりきれない(ザ・フォーククルセダーズ)

加藤さんがここで三線を手にしました。
それを見ただけで、
あーいろいろな楽器をあんなに自由に弾きこなせたら楽しいだろうなぁと、
いつも坂崎さんに対して思うようなことを、
加藤さんに対しても感じてしまいました。

♪ イムジン河(ザ・フォーククルセダーズ)

5年前のフォークル再結成の時はライブを見ることはできなかったので、
ここでこの曲を二人の演奏と声で聴けたのは幸運でした。

♪ みんなの地球(和幸)

「見上げてごらん夜の星を」に対抗して作った曲とのこと。
あっちが下から見上げるなら、
こっちは上から見下ろしてやれと、
きたやま教授が考えたそうです。

ここで一応、本編終了という形。
で、坂崎さんは引っ込まずにそのままアンコール、という形(笑)

最後は翌日の予告編、
本人がやらなそうな曲を、ということで、
「セメントフォーク大全集」をあちこちめくる坂崎さん。
なかなか決まらない(笑)

♪ 今日をこえて(岡林信康)

単純な言葉でできた歌詞なのに、
深い意味が感じ取られます。
ちょっと衝撃を受けました。

坂「明日は岡林さんです!本物です!なぎらさんじゃありません!」

坂「アメリカちゃん、くそくらえ節、がいこつの唄、おまわりさんに捧げる唄、
このあたりはもう歌わないからあげると言われて、僕となぎらさんがもらっちゃったんで
やらないと思いますけども(笑)」

ここで客電が点いたんですが、
時計を見るとまだ21時08分。
22時ギリギリまでやると思ってたので、ちょっと拍子抜けだったんですが、
鳴りやまない拍手に坂崎さん再登場です。

昔のシンプジャーナル、フォークルの特集号(?)を持って、
客席に向けいろいろ説明しつつ、ラストの曲へ。

♪ 花のかおりに(ザ・フォーククルセダーズ)

和幸はアルバムからも何曲かやってくれて、
9月のライブがさらに楽しみになりました。
確かに、制作意図、曲の背景を考えるとかなりマニアックで、
言い方は悪いですが、客を選ぶというか、
分かる人だけ分かればいいといった感じもありますが、
俺は純粋に、聴いていて気持ち良く感じたので、
9月のライブも素直に楽しみたいと思っています。
もちろん、それぞれの曲のマニアックな背景まで知っておけば、
もっと楽しめるはずですから、
ちょっとお勉強もしたいと思います。

2日前、派手なビジュアルで激しく観客を煽っていた人と、
今日、たった600人の前でアコギ1本で弾き語りをした人が同じバンドにいるというのは、
やっぱりアルフィーって面白いなぁと、あらためて思いました。

車をテレコムセンター近くの駐車場に止めてあったので、
帰りはそこまでのんびりと夜のお台場を歩いたんですが、
途中、噂のフジテレビ新スタジオの前を通りました。
25日の「ひとりアルフィー」はそこで収録ですが、
残念ながら今年の825も不参加決定。
来年こそは…。
毎年言い続けてますけど(苦笑)


余談ですが…

俺の座っていた席の左側は全部空席だったんですが、
ライブの前半、何の曲の時だったか忘れましたが、
突然2つ空けた隣に一人のおじさまが着席。
うわ!ダーイシだ!
フジテレビの石田プロデューサーでした。
しばらくして、もう一人が石田さんの隣に着席。
同じくフジテレビ・港プロデューサー。
すぐに二人は別の場所へ移動してしまったんですが、
この時はライブに集中できず、
頭の中にとんねるずのコントの映像が流れてました(笑)

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性別:
男性
誕生日:
1965/01/29
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カッターと両面テープ → 時代の流れでMacいじり
自己紹介:
墨田に生まれ松戸で育ち、幸手でウダウダして横浜に辿り着く。アルフィーファン歴31年、中抜け12年。

 

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