[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
アルヲタ33年目の雑記帳
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
俺は年齢が当時の倍になりました。
我ながら、
長い間アルフィーにくっついてきたもんだと思います。
1986年、昭和61年の夏というと、
俺は21歳、
コンサートスタッフのバイトをしていた頃。
住んでいたのは多分、東京の足立区。
当時、付き合っていた女性とギクシャクし始めた頃(苦笑)。
その2年前に専門学校を辞めて、
定職にも就かず、
なんとも中途半端な生活をしていた頃でした。
今考えれば、ひどく危なっかしく感じますが、
当時はバイトも楽しかったので、
特に不安も感じずに生活していたような気がします。
この年の春の「SWEAT&TEARSツアー」、
6月18日・厚木市文化会館のコンサートで、
バイトではありますが、
初めてALFEE's CREWの一員として仕事をしました。
コンサート中は場内警備。
確か1階席の後方・下手側だったと思います。
コンサートの内容は全く覚えてないのですが、
何かの曲でテンションが上がりまくった桜井さんが、
ベースを弾きながら客席前方の扉からロビーへ出てしまい、
舞台袖から再登場したことだけは覚えています(笑)。
コンサート終了後、機材をトラックへ運んでいる時に、
その様子を見ていた一人の女の子から声をかけられました。
「コンサート中は、中で警備とかしてたんですか?」
「うん」
「いいなぁ」
「え?見れなかったの?」
「チケットなかったから…」
この日は、チケットは一応売り切れでしたが、
当日券が数枚(10枚もなかったと思う)出て、
それを目当てに集まって買えなかったファンが結構いたのです。
「それ記念にちょうだい」
俺が付けていたバックステージパスをくれという女の子。
「今これあげちゃったら仕事できなくなっちゃうからダメ」
「え~っ」
「8月のベイエリアは行くの?」
「行くよ」
「俺も客で行くから、そこで俺を見つけられたらあげるよ(笑)」
もちろん、その子と再会することはありませんでしたが、
彼女は今でもファンを続けているんでしょうか?
もしかして私かも?という方がいらっしゃいましたら、
コメントください(笑)。
そして8月3日。
友人W氏と大手町駅で待ち合わせ。
会場に着いて、
自分たちの席…というか自分たちの陣地に着席、
ラジオで競馬中継を聴いていたのを思い出します。
あれは確か関屋記念、勝ったのはアイランドゴッテス。
余計なことばっかり覚えてる(笑)
1980年の夏、
初めて生のアルフィーを見たのは近所のレコード店の店頭で、
客はせいぜい20人くらい。
10万人という大群衆が日本中から集まったこのコンサートは、
俺にとってはうれしさと寂しさが同居する、
複雑な想いのコンサートでした。
これを最後に12年もアルフィーのライブから遠ざかったわけですが、
結局また舞い戻って、
今またこんな文章をツラツラと書いているのは、
なんとも不思議でもあり、可笑しくもあり、ありがたくもあり。
今日は高見沢さんのソロツアー初日ですね。
参加される方々は、楽しんできてくださいませ。
俺は今日は夜勤明けで休みなので、
一眠りしたら、
ベイエリアのDVDでも見ようかな。
あの映像のどこかに、21年前の自分がいるんですよね。
あ、21年前の嫁さんもいるんだ。
人生とは不思議なものですな。
しみじみ。