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アルヲタ33年目の雑記帳
原宿駅を出て代々木第一体育館の前を通ると、
ユーミンのシャングリラの客がゾロゾロ。
大昔、初めてコンサートスタッフのバイトをしたのが
ユーミンのコンサートだったなぁと懐かしく思い出しつつ、
NHKホールの前を通過して檸檬前へ。
正面入口の上にドーンとレモン(笑)
変わったのはそこだけかと思っていたのですが、
中へ入ってみると、
あら?
なんかキレイになってる。
渋公というと、ちょっと古臭い、
小汚いイメージがあったのですが、
ロビーも客席も小綺麗になっていました。
売店では「C.C.Lemon カクテル」なんてのも売っていました。
C.C.Lemon飲み放題じゃないのか(笑)
客層もアルコンとはちょっと違う雰囲気。
老夫婦とか、上品な紳士風の人なんてのも。
なぜかJK軍団もおりましたが。
物販で公式ブックを購入し、
トイレでLFの上柳アナとすれ違った後(笑)
2階テッペンの席へ。
(上チャン、どんどん松山千春化している・笑)
18:30開演予定でしたが、
1ベルがようやく鳴ったのが18:36。
「レディ~ス アンド ジェントルメ~ン!」
おおお。
さすが初来日公演。
開演前の諸注意が4カ国語(たぶん)で流れます。
18:45、メンバーが登場して初来日公演スタートです。
やっぱりメンバーはフォーク村の時のメンバー+数名。
貫禄タップリの外国人ミュージシャンの中、
ドラムが日本人女性というのも面白い。
♪ バラバラふたり
♪ 花のかおりに
なにしろ「初来日」ですから、
客席もどういう反応をしたらいいのかちょっと変な雰囲気(笑)
案の定、坂崎さん…じゃなくてポール・カズコウから、
「いいですねぇ。このどうしたらいいかわからないといった雰囲気が(笑)」
という発言も出ました。
♪ Sensored Mail
この曲は、バート・バカラックがどうこうという説明がありましたが、
バート・バカラックが分からないので、全く分かりません(笑)
一般受け無視の和幸。
それはそれでアリです。
♪ Her Hometown
今度はバリー・ギブがどうこうで、
モーリスとロビンが双子で4人で麻雀をしてできた曲(?)
あ、それはビージーズね。
これはわかったぞ(笑)
でも、ビージーズと言っても、
「ステイン・アライブ」や「サタディナイトフィーバー」
しか知らない人には分からない。
しかし分からなくても楽しめる和幸。
ここでチャランゴ奏者のルイスさんが紹介されます。
加藤さん、坂崎さんと続けてハグ。
お~なんか外タレっぽい(笑)
チャランゴという楽器はアルマジロの甲羅を使っているという話で、
アルマジロに関するウンチクを語る坂崎さん。
「今はなかなか日本には入ってこないんですよ。
ワシントン条約とかありますからね。
俺はワシントン条約には詳しいですから(笑)」
うわ!自爆ネタ!(笑)
(なぜ自爆か分からない人はWikipediaでも読んでちょ)
ここで和幸の二人はルイスさんを紹介して退場。
お~。
メインが衣装替えで退場して、
その間バックバンドが演奏するっていうコンサート久しぶりだわぁ(笑)
♪ 青い色の瞳
チャランゴの響きが心地いいですな。
ラテンの血が騒ぎます。
(関東・東北の血のくせに)
再び和幸登場。
タキシードからうって変わって、
もの凄くラフな衣装に客席から笑い声が。
あ~なるほど、
曲の背景によって衣装も変えていくわけね。
楽器もウクレレにチェンジ。
最近ウクレレに凝ってて、
毎日のようにウクレレを買ってしまう、
でも1本10万円弱する…
というホントか嘘かわからない話から、突然、
「♪ウクレレ10万弱~○×○×(聞き取れなかった)
ストラディバリウス3億円~」
というアルプス一万尺の替え歌(笑)
勢いに乗って卒業写真の替え歌、
「心霊写真」を歌い出すも、
練習不足で断念(笑)
加藤さんと高田渡氏との交流の話。
彼の方が年下だけど見た目は年上(笑)という話から…
♪ 鎮静剤
チャランゴとケーナの響きが心地よい。
しかしアレンジの違いでここまで変わってしまうのは驚きです。
♪ 不思議な日
加藤さんのオリジナル。
坂崎さんが加藤さんのモノマネをする時はよくこの曲を歌います。
やっぱりその話題が出て、モノマネ披露。
加「俺、そんなビブラート?(笑)森進一?」
坂「おふくろ~さんよ~」
♪ 戦争は知らない
この曲を聴くと、初めて見たアルフィーのコンサートを思い出します。
と言っても、そのコンサートではこの曲はやってません。
ただ、高見沢さんのMCでこの曲のタイトルが出てきただけなんですが、
なぜか凄くインパクトが強く、思い出してしまうのです。
あのコンサートでこの曲はやってない!ということを
自分自身に言い聞かせておかないと、
やったと勘違いしそうなくらい。
ここでバックのメンバー退場。
きたやまさんの深い歌詞が付いている曲という紹介で…
♪ 生命 いのち
スリーフィンガーの響きがキレイです。
この曲を聴きながら、
あ~俺は坂崎幸之助のギターが好きなんだなぁと
あらためて感じていました。
まぁ今さら当たり前なんですけど。
なぜか妙に感動してしまった。
「次の曲はご存じの方が多いと思います。
違う目的ですけどね(笑)」
♪ 家を作るなら
最後の
「♪ナショナ~ル住宅~」
のところが
「♪カズコ~ウ住宅~」
に変わっていました(笑)
ここでバックメンバー再登場。
♪ 黄昏のビギン
これはフォーク村で聴いて以来すっかり気に入って、
今回も楽しみにしていました。
俺、いつの間にかアコーディオン好きになっている(笑)
確かにアコーディオン奏者のいるライブを見る機会は
結構多いんですけど。
いいですなこれは。
昭和の人間だな俺は。
♪ ボサッパライ
きた!
これも楽しみにしていた曲。
こんな風にアレンジによって自由自在に曲のイメージを変えるというのは、
当たり前ですけど、プロの仕事だなぁと感動。
もしまたアルバムを出すことがあれば、
この曲は絶対入れてほしいですね。
♪ あのすばらしい愛をもう一度
ウクレレバージョン。
あら?この流れは?
フォーク村はこのツアーのリハーサルだったか?(笑)
「ウクレレで覚えておくと、忘年会の余興にピッタリ。」
って言ってたのはこの曲の時だったかな。
ここでメンバー紹介。
坂崎さんが外国人の名前を紹介しているのが、
なんだか妙に新鮮。
きたやまさんがフォークル再結成の時に言った、
国と国、人と人の間には川が流れていて、
いつかその川が全てなくなったらいいな、
という言葉の紹介。
そして、アコーディオン、キーボード、ケーナと
いろいろな楽器をこなすパトリックさんにはもう一つ、
声という素晴らしい楽器がある、という紹介で、
ステージ上はパトリックさん一人に。
♪ イムジン河
パトリックさんによるフランス語のイムジン河。
素晴らしい声です。
最初は、え?フランス語?と驚きましたが^^;
聴いているうちに違和感がなくなってきました。
曲のテーマとは直接関係のない「フランス」を絡めたのは、
国と国を隔てる「河」をなくしたいという思いが込められていたのでしょうか。
再び和幸登場。
二人の横には花が飾られ、
ステージ奥に
「KAZUKOH」
の文字が立体的に飛び出しているようなデザインの電飾が!
昔の歌謡ショーの看板みたいなヤツ(笑)
二人の衣装もTシャツに裾の広がったジーンズで、
ステージは一気に70年代初期に。
♪ サタデイナイト ムービー
サイモン&ガーファンクルに影響を与えたという、
伝説の1曲です。
(しかしすごい設定だ・笑)
♪ アーサー博士の人力飛行機
やっぱりフォーク村はリハだったのか(しつこい・笑)
あの時は坂崎さんのアコギ一本でしたが、
バンドサウンドになるとこれがまた全然雰囲気が変わります。
当たり前か。
♪ ナニモナイ
ここでなんだかド派手なカラーリングのギター登場。
あれはひょっとして、ESPのメルマガで読んだ10色塗り重ねっていうヤツ?
アレはエレキなのかエレアコなのか、
なにしろ席が天井近くなので判別困難なんですが、
とにかく坂崎さんのギターソロがカッコイイ。
アルフィーでもやればいいのにとちょっと思ってしまいましたが^^;
それをやるとアルフィーじゃなくなるような気もして、
ちょっと複雑な気分。
♪ モノリス
ドラッグカルチャーに影響を受けた曲という設定だけあって、
(設定って言っちゃいけないのか・笑)
かなりサイケで壊れた感じの曲。
加藤さんのボーカルもいい感じでコワレてます。
もの凄い大拍手に送られてメンバーがステージから消え、
そのまま大きな手拍子のアンコール。
<アンコール1>
ステージの上方からスクリーンが降りてきました。
スーパーアリーナではこんな感じで「ジアルフィ」が登場しましたが(笑)
さてなんだろうと注目していると、
始まったのは「バラバラふたり」のPVでした。
(ちなみにこのブログの左側のブログパーツで見られます)
なかなかシュールな不思議な世界。
志村けんの鏡を使ったネタを思い出したりもしましたが(汗
そして和幸再び登場です。
「流してくれるところがあまりないから」だそうで(笑)
♪ 無貪
加藤さんはスチールギターを演奏。
京都の禅寺で護摩を焚きつつ無我の境地で録音した(という設定・笑)
の曲だけあって、
聴きながら無我の境地に…と言いたいところなんですが、
気持ちよくなってちょっと寝ちゃいました^^;;
(余談ですが、この曲名の「貪」という文字を「貧」と書いている人が多い!
「まずしい」じゃなくて「むさぼる」ですよ皆さん!)
♪ 見上げてごらん夜の星を
ステージに星電
(ていうのは業界用語?小さい電球がたくさんぶら下がってるヤツ)
が灯り、さらに眠気が(苦笑)
♪ みんなの地球
もうこの辺で完全に睡魔に負け、
正直ほとんど覚えてません。
俺、寝てたなこれは(苦笑)
この曲が始まったあたりで、
あ~フォーク村の時、
きたやまさんがこの歌詞を考えた経緯が話題になってたなぁ、
と思ったことは覚えているんですが…。
ボーっとした状態で、
終わりかな?と思っていると、客電は点かず。
お、アンコール2有りね。
<アンコール2>
二人それぞれ自分の名前が入ったタスキをかけて登場。
あ、これは六本木のゲリラライブの時のヤツか。
「安倍さんも辞めちゃったし、いよいよ立候補します!」
クリスマスアルバムの企画用に、
♪アベマリア~父は晋太郎~
という曲を考えていたので、
安倍さんにやめられると困る、
という、本気だかネタだか分からない話が出てました(笑)
♪ 悲しくてやりきれない
加藤さんは三線。
フォーク村と同じ(笑)
この曲は好きなんですが、
曲の一番最後の歌詞が曲者でして、
それを聴くたびに過去の「ある出来事」を思い出してしまうんです。
さすがに最近は、
あ~そんなことがあったなぁ、くらいに思えるようになったんですが、
できればあまり思い出したくない^^;
しかし、この曲に三線はピッタリ。
なるべくそっちに集中(笑)
20:50、終演です。
アルバムを聴いたりフォーク村での演奏を聴いた限りでは、
果たして大きなホールでどうなのか?
という疑問があったのも確かなんですが、
そんな心配をしていた俺はなんて失礼なヤツなんだろうと思うほど、
会場全体に「和幸の世界」が繰り広げられた素晴らしいライブでした。
今回だけのユニットで終わらせてしまうのはもったいない。
いろいろ難しいとは思いますが、
今後もぜひ活動を続けてほしいと思わずには居られません。
違った設定で、っていうのも面白いんじゃないかなぁ。
(だから設定って言うな・笑)
会場の外へ出ると…
寒い。
夏イベのない夏もこれで終わりです。
嫁さんを高見沢さんのトークショーが行われる都内某所まで送り届け、
一人で新橋からゆりかもめに揺られてお台場へ。
まだ時間があったので、冒険王の会場を少しブラブラした後、
ちょっと早めにメディアージュ6Fへ乗り込みました。
3日目ということもあってか、初日のような混乱はなく、
なかなかスムーズな入場。
ただ、口のきき方を知らないスタッフが一人いて非常に不快でしたが。
客を番組収録のためのエキストラと勘違いしてるんだな、あれは。
エキストラならギャラをもらう立場だから、
人間扱いされなくても我慢も出来るし、実際現場ではそういうものですけど、
金を払っている客に対してそういう扱いをする勘違い野郎が、
テレビの収録現場には必ずいるんですわ。
お台場局だけじゃなく、赤坂方面にもいたな、そういえば。
ま、それは置いといて。
入場待ちの時、
ピンクのスニーカーの清志郎モドキみたいなおじさんがウロウロしていて、
変なやつがいるなぁと思いつつよく見ると、
きくちPでした。
なんかどんどん変な方向に行ってないかきくちさん。
ま、それも置いといて。
早めの整理番号だったので、6列目センターというなかなかの好位置をキープ。
19時ちょうどに坂崎さん登場です。
「ビートルズが教えてくれた」(吉田拓郎/1973)
1曲目はこの日のテーマそのままのこの曲。
拓郎さん独特の節回しが難しいと語る坂崎さん。
坂「ちょっと間違えると所ジョージになっちゃう(笑)」
ここでお台場フォーク村の通算観客動員1万人目のお客さんに
フォーク村Tシャツの贈呈がありました。
ちなみに俺は1万人のうちの3人分。
ここで根本要氏の登場。
ここから、デビュー当時のNHKのオーディションのエピソードやら、
学生の頃の坂崎さんとの意外なつながりやら、
爆笑に次ぐ爆笑で15分しゃべりっぱなし。
こんなにしゃべってて、この後、時間的に大丈夫なのかと心配になるくらいでした(笑)
ビートルズから、実際にどう影響を受けたのか、という話で、
「No Reply」の冒頭を弾く根本氏。
少しずつキーを上げていきます。
根「タラララララ~ もうちょっと上?タラララララ~ お、いいんじゃないこれ」
そのままこの曲へなだれ込み。
「今夜だけきっと」(スターダスト・レビュー/1988)
おお~なるほど!
そんなところからパク…じゃない、影響を受けていたのか(笑)
ハスキーなのにハイトーン、
苦しそうに見えて苦しくない根本氏のボーカルは独特。
根「中学の時、レッドツェッペリン歌ってたらこんな声になっちゃった。
おたくのあの人と同じよ(笑)」
根「もっと高い声、もっと上、もっと上って、福沢諭吉の逆を行ってたから。」
根「お前らついてこいよ~!今のはかなりのIQがないとついて来れない(笑)」
根「いきなりストリートライブもやったりするんだけど、
こないだ長崎で6人でアカペラやってたら、
見てる人が、え?アルフィー?とか言っててさぁ。
アルフィー知らないんじゃんそれ(笑)
人数、倍になっちゃってんの(笑)」
こんな調子でまたまた爆笑トーク連発(笑)
根「♪オ~ウ!ダーリン…っていう曲なんですけど」
というお約束のフェイントを2~3回かました後…
「Oh! Darling」(THE BEATLES/1969)
前の曲もそうでしたが、
なんかもうトークから曲への流れが名人芸の域ですな。
終わった直後に書いたメモによると、
ここはリハ、次の曲の歌詞、占いの館の話。
多分、本番よりリハの方が凄い!という話と、
歌いながら次の曲の歌詞やMCの内容を考えている、という話、
占いの館のインチキな占い師に再会した話だったと思われます。
なんかそんな感じで爆笑トークがここも10分くらいだったと思われます(適当)
「Across The Universe」(THE BEATLES/1970)
ガロとの出会いのエピソードなど。
ここで「本物」、大野真澄氏登場です。
俺の中では、ガロはもう伝説のグループといった位置にあり、
アルフィーが多大な影響を受けたグループでもあるわけで、
大野氏が登場しただけで感動、ちょっと緊張するくらいでした。
大「た~のむよ坂崎~」
うわ~本物だ(爆笑)
坂崎さんの物まねそのまんま。
大野氏がスタレビのデビューアルバムを聴いて、
すごいグループが出てきた!と驚いたという話で、
根「ちょっと待ってください、ここ、録音しますから(笑)」
細井豊氏(センチメンタル・シティ・ロマンス)も登場して次の曲。
「一人で行くさ」(ガロ/1971)
いいですなぁ。
俺が最初にアルフィーの音楽に惹かれたのは、
きれいな3声のコーラスとアコギの音色だったわけで、
それは当然ガロに通ずるものがあるわけです。
1970年代以降に生まれた人にとっては、
ガロ=「学生街の喫茶店」という人がほとんどかもしれませんが、
アコースティック・アルフィーが好きな人は、
ぜひガロの他の曲も聴いてみてほしいと思います。
あれ?なんか宣伝になってきた。
ここで出演者全員呼んじゃおう!ということで、
杉真理氏、鈴木雄大氏が登場、
やっと音楽方向に向いた流れが、
またまた爆笑トークに突入。
「ガロBOX」が欲しいんだけど、
ヤフオクで高値になってるとぼやく根本氏。
スタレビの曲の歌詞に突っ込みを入れる杉氏。
しまいには、しゃべりが止まらない根本氏に向けて、
大「おめぇ早く帰れよ!!」
爆笑です。
もうどうにも収拾がつきません。
坂「ディアビートルズ、去年は大野さんがきてくれて、
要はいつも呼んでるんだけど、スケジュールが合わない。
来年もダメみたいよ。」
大「ん?俺、来年呼ばれてねぇぞ!」
「Here Comes The Sun」(THE BEATLES/1969)
「Nowhere Man」(THE BEATLES/1965)
途中、大野氏が歌い出しを間違えてしまい、
そのまま行っちゃうのかと思ったところで、自らストップ。
大「ねえねえねえ、もう1回やろう。テレビだからまずいよ。」
しかし、間違えたところで起こった笑い声は生かしてみようという根本氏の提案に、
杉氏が、その方がビートルズっぽいと乗っかって、
間奏の頭で大野氏が笑い声を入れるということに。
よけいに緊張が増す大野氏(笑)
笑い声も決まって2回目は無事終了でした。
ここから杉真理氏のコーナー。
当然また爆笑トーク(汗
今日のメンツはなんなのもう。
答えを先に途中まで言ってしまう「やまいだれ教授」のネタや、
舌が長くて、すぐTHの発音になってしまう「THスケガワ」のネタなどで
さんざん笑わせた後、紹介された曲は…
「バカンスはいつもRAIN」
うわうわうわ。
ヒット曲来た!
というか、杉真理といったらこれしか知らない(汗
Dear Beatlesで何度も杉氏を見ていますが、
当然、そこでは自分の曲はやらないので、
ここでこの曲を聴けるのは感動。
歌詞、ほとんど覚えてた^^;
この曲が使われていたCM、堀ちえみが出てなかったっけ??
と、突然思い出した元堀ちえみヲタ(爆
「世界の中心」
「If I Fell」(THE BEATLES/1964)
冒頭部分が、じゅんとネネの「愛するってこわい」のメロディーに似ていて、
♪頬に小さな~泣きぼくろ~ と歌いそうになる、というネタあり(笑)
この二人でこの曲ですから、
ミニ・Dear Beatlesといった雰囲気。
「Baby's In Black」(THE BEATLES/1964)
「WAVE」
最後の方で再び「やまいだれ教授」ネタが出たりして、
大盛り上がりのうちに杉氏のコーナー終了。
ここで再び大野真澄氏登場です。
坂「待たせちゃったんで怒ってるかもしんないな。坂崎たのむよ~遅いんだよ~。」
モノマネしまくり(笑)
大「しかしみんな面白いよね。
スケジュール表見たら9時に終わりって書いてあったけど、
今9時だよ(笑)」
「LOVE SONG」
大野氏のソロとしての2枚目のシングル。
レコーディングでのコーラスはアルフィーが担当したそうです。
「ワンパイントのラム酒に乾杯」
ゆったりと人生を語る、しみじみとした曲。
こういう曲は年を重ねた人じゃないと書けませんね。
大「クロスビー・スティルス&ナッシュ、
ガロはこのバンドのコピーから始まったんだけどね。
次の曲は、アルフィーもやってるね。」
坂「やってますね~。僕たちもガロの後を追って。」
大「僕たちのがうまい!」
坂「いやいや」
大「いやいやってお前、そうですねとか言えよ!先輩なんだから~」
坂「そりゃぁもう先輩ですから」
大「そうだよ!ったくどうなってんだ今日は!根本といい坂崎といい…」
こういうやりとりがあるぐらい、
本当に仲のいい信頼しあった先輩後輩といった雰囲気で、
大野氏はさかんに「楽しい」を連発していました。
もちろん客席にもそれは伝わって、
会場全体が笑顔といった感じ。
「Teach Your Children」(Crosby, Stills, Nash & Young/1977)
客席からは自然に手拍子が発生。
アルフィーが歌うこの曲が耳に馴染んでいますが、
このメンバーでのこの曲は、
綺麗で爽やかな中にも、
安定感、重厚感も感じられて素晴らしかったです。
ここからはガロの曲が続きます。
大野氏は当時と同じコーラスのパートを担当。
どんな曲が出てくるのか期待していると…
「美しすぎて」(ガロ/1972)
うわうわうわうわうわ!
「美しすぎて」だ!
いやいやいやいやいやおいおいおいおいおい。
なんで俺がそんなに舞い上がったかというと、
この曲はあの加藤いづみ奥様がカバーしてシングルにもなっている曲なのです。
ガロのオリジナルはじっくり聴いたことがなかったので、
男の3声のハーモニーで聴くこの曲は新鮮。
なんだこれは。
すんげーいい曲^^;
いや、もちろんいづみちゃんの歌うこの曲も好きなんですが、
味が全然違う。
冷や麦と担々麺くらい違う(なんだそれ)
ここで、大野氏とアルフィーの関係、
高見沢さんのエピソードなど。
関口社長は最初が栗田ひろみ、次がガロ、その次がアルフィーの担当とのこと。
栗田ひろみですか!
なんとまぁ懐かしい名前。
亡くなった俺の伯父さんが、
好きな芸能人を訊かれると必ずこの名前を出していたことを思い出したり。
驚いたのは、
高見沢さんのサインは大野氏が考えたものだという話。
未だに使ってるのに、
大「ロイヤリティーとか全然入ってこない」
ぼやきまくり(笑)
「いかサイン」とか言ってましたが、
あれって「いか」なの?
「おでんサイン」って言ってなかったっけ?
高見沢さんが「お中元持ってきました!」と
大野氏の部屋にビールを持って訪れたのはいいが、
よく見るとビールが半分しか入ってなかったという話も。
大「あいつ重いから途中で飲んじゃったんだよあれ。
ビール券持ってくりゃいいじゃねぇか(笑)」
「時の魔法」(ガロ/1972)
名曲が続きます。
おそらくこの曲を聴いたアルフィーファンは、
途中から違う曲を歌いたくなるに違いない(笑)
この時も歌い出しは坂崎さんのソロだったので、
頭の中ではあの曲に行っちゃってました(汗
(わからない方はガロのこの曲必聴。すぐわかるはず。)
「ビートルズはもう聞かない」(ガロ/1974)
いや~ガロいいなぁ。
いちいちいい曲。
またちゃんと聴いてみよう。
今日のテーマであるビートルズが出てくる曲で、
一応本編終了です。
坂崎さんは引っ込まずに、再び大野氏、杉氏を呼び込んでアンコールです。
「ケツは3回で、Cからこう行って、ここはダルセーニョで…」
その場で打ち合わせて始まったのは…
「学生街の喫茶店」(ガロ/1972)
うあ~~~~~~!
すげ~~~~~~!
本物だ~~~~~!
特にこの曲に思い入れがあるわけではないんですが、
なんだかとにかく感動してしまいました。
本物なんですよ、しつこいですけど。
大げさかもしれませんが、
伝説を目の当たりにしたような感覚とでも言いましょうか。
なんだか知らないけど、涙が出てきちゃうくらいで。
気が付けばもう9時50分。
アンコールの拍手は鳴りやみませんでしたが、
時間がないということで、
再登場した坂崎さんは挨拶だけで終了。
はぁ~しかし濃い3時間でした。
笑いすぎ、感動しすぎ。
正直、ケツがかなり痛かったんですが^^;
大満足でお台場を後にしたのでした。
さてさて再びお台場です。
天使の狂宴とはうって変わって、
お台場フォーク村初日。
車なら、スムーズなら40分くらいで行けるんですが、
高速に乗って早々に、
「大井=有明 渋滞9km」の表示。
去年も同じ平日、同じ時間帯でしたが、
その時は全然問題なかったので、
今年も平気だろうと多寡をくくっていたんですが。
表示通り、もうあと2kmくらいで13号地の出口というところで渋滞。
結局1時間くらいかかって到着。
メディアージュ6Fへ上がってみると、
スタジオ入口のロビーではなく、
外の通路に並ばせている様子。
去年並んだところは、別のイベントで使用しているようで入れません。
仕切りの悪さは相変わらず。
整理番号が後ろの方の人達は、
自分がどこにいればいいのかわからず右往左往。
突然、400番以降は奥へ進めと言い出して、
逆に人が溢れて混乱したり。
当日券はまだ余裕があったらしく、
エスカレーターを上がって右へ行ったところで売っていました。
いつもとは違うスタジオ横の入口よりやっと入場。
整理番号は510番台だったので、
入った瞬間はひょっとして座れないの?とビックリしたんですが、
後ろの方は結構余裕があり、
なるべく見やすそうな場所を見つけて座りました。
ところが、通路際に座っていた嫁さんの後ろに立見客が入ってきて、
なんだか知らないですが、
座っている嫁さんにやたらと密着してくる立見のお姉様がいらっしゃいまして、
あまりの鬱陶しさに席移動。
モニターには、加藤和彦氏がゲストだった2004年の第2夜、
「坂崎幸之助 三番勝負」が流れていました。
結局、後方席にかなり空席があるのに立ち見客がいるという
変な状況のまま19時ちょうどに客電が落ちました。
坂崎さん、懐中電灯を持って登場。
客席や自分の顔を照らして遊びながら着席。
もうこれはお約束ですか(笑)
♪ アーサー博士の人力ヒコーキ(加藤和彦)
オープニングにどんな曲を持ってくるのか楽しみで、ちょっと緊張気味に待っていると、
聞こえてきたのは全く知らない曲(汗
加藤氏のソロアルバムからの1曲でした。
情景が浮かんでくるのに、同時に現実感がないような、
夢の中で古い映画を見ているような、なんとも不思議な曲。
独特の世界ですね。
そしてオープニングアクト。
坂「だれのお子さまかすぐ分かる!間慎太郎!」
坂「すいませんね、急にね。」
間「いえ、とんでもないです。ほんま急なんですけど。」
坂「ひと月、ふた月前から言っておけばねー。」
間「3日前ですー。」
文字にすると伝わりにくいんですが、
このやりとりの「間の取り方」が完全に芸人(笑)。
♪ 淋しん坊の絵描きさん(間慎太郎)
♪ 日曜の散歩道(間慎太郎)
♪ 初恋バラッド(間慎太郎)
♪ 祭りのあと(吉田拓郎)
♪ シンシア(吉田拓郎&かまやつひろし)
さすが寛平ジュニア、笑わせてくれます。
特に笑ったのは、
今年春の神奈川県民ホールでのTHE ALFEEのライブを見に行ったという話。
1階10列目あたりだったそうですが、
慎太郎くん言うところの「揃った振り付け」に付いていけずオタオタしていると、
見かねた隣の「ちょっと肥えた女の人」が、
拳を上げるちょっと前のタイミングで
「はい!」
って言ってくれるようになったとか(笑)
しまいには、
「ここはグー!ここはパー!グー!パー!」
と言って教えてくれたとか(笑)
(↑ それはネタと思われる・笑)
間「まわりからはカップルに見えたんちゃうかと(笑)」
影響されたアーティストとしてボブ・ディランの話題が出て、
坂崎さんがモノマネで「風に吹かれて」の冒頭を歌ったんですが、
それがそのまんま「ショック!TAKURO23」に入っているのと同じで、
「おー本物だ!」
と、ちょっと感動(笑)
坂崎さんとの共演は、
オリジナルの「初恋バラッド」、
ライブ盤を聞いて感動した曲ということで「祭りのあと」、
坂崎さんがムッシュ、慎太郎くんが拓郎で「シンシア」。
曲を聴くのが初めてどころか、
寛平ジュニアがミュージシャンになっていたということすら知りませんでしたが、
ボーカルもギターもなかなかカッコよく、
しゃべりは当然おもしろく(笑)、楽しませてもらいました。
ちなみに今は横浜に住んでいるそうで。
だからカナケンだったのね。
ここから坂崎さんのソロコーナー。
♪ スワンの涙(オックス)
♪ 白いサンゴ礁(ズー・ニー・ブー)
ここでGS連発。
高見沢ソロライブを見た影響か(笑)
3~4歳の頃の曲なのに歌える俺って一体…。
このへんもブルーコメッツと一緒に聴かされてたのかも。
♪ ドラキュラの恋(ザ・フォーククルセダーズ)
この曲はフォークルもレコーディングでしか演奏してないんじゃないか?
というほどのレア曲とのこと。
オリジナルはきたやまさんのボーカルですが、
坂崎さんは間奏で
「低いなぁー」
と言いながら歌っていました。
さてさて、ここでメインゲスト・加藤和彦氏が
坂崎さんの
「和幸からこの方!John Kazukoh!」
の呼び込みで登場。
加藤さんはポロシャツにハーフパンツ(だと思った・なんかそんな感じ)
というラフなスタイル。
俺が同じような格好をしたら、完全に休日のオヤジになりますが(苦笑)
そうはならず、かっこいいんですわ。
さすがスターは違う。
加藤さんが
「Paul Kazukoh!」
と坂崎さんを紹介して、
和幸登場です。
(ちなみに「Ringo Kitayama kazukoh」という人物名も出ていました・笑)
加「和幸は、和幸ホールディングスといいまして、
傘下にはアルフィー、ミカバンド、フォークルなどを抱えております。」
♪ あの素晴らしい愛をもう一度(加藤和彦&北山修)
二人ともウクレレで、オリジナルとはまた違った味わい。
「官能技巧のシェイク・ゴミブクロとタマブクロ」
だそうです(笑)
坂崎さんの持っていたウクレレ、8弦?
あんなのあるんだ。初めて見た。
♪ 戦争は知らない(ザ・フォーククルセダーズ)
♪ 白い色は恋人の色(ベッツィ&クリス)
オリジナルと同じコーラスワークで、
坂崎さんが担当したパートは上へ行ったり下へ行ったり。
加藤さん曰く、
「超絶技巧」
だそうです。
ということは、無言劇のコーラスも超絶技巧ですな。
ここでレコーディングにも参加したメンバーが登場。
パーカッション・ウッドベース・アコーディオンという構成。
ウッドベースが姿を現すと、客席から「おぉー」という歓声。
気を良くしたベースのクリスさん、
突然あのでかいウッドベースをギターのように横に抱えて、
場内大爆笑。
♪ 黄昏のビギン(和幸)
和幸のアルバムにも入る曲ですが、
オリジナルは水原弘、昭和30年代の歌謡曲。
加藤さんも言っていましたが、
和幸のオリジナルといっても違和感の無い、
レトロな雰囲気の名曲です。
こういう曲にこれまた二人の声質が合うんですわ。
何とも言えない気持ち良さ。
こんな曲あったんですねぇ。
水原弘って言ったら、「黒い花びら」と「へんな女」しか知らないし。
(こういうこと言うから年をごまかしてるとか言われるんだな俺)
♪ ボサッパライ
お盆の季節とか、お迎えがとかいう話の流れで、
何をやるんだろうと思っていたら、
なんと「帰ってきたヨッパライ」のボサノババージョン。
これは皆さん、凄いですよ。
カッコ良すぎですよ。
そのうち小野リサがカバーしますよこれ(?)
♪ 平和について(ザ・フォーククルセダーズ)
高見沢さんの作詞ということで…
加「どこからこういう詩が出てくるんでしょうね。あの風貌で(笑)。
やさしい心なんだね。
いつものタカミータッチとは違ったんでビックリしましたけど。」
坂「本来はこういうヤツなんですよ。やさしい心なんですよ。」
坂崎さんが変に照れずにこういうことを言ったことにちょっと感動。
♪ 悲しくてやりきれない(ザ・フォーククルセダーズ)
加藤さんがここで三線を手にしました。
それを見ただけで、
あーいろいろな楽器をあんなに自由に弾きこなせたら楽しいだろうなぁと、
いつも坂崎さんに対して思うようなことを、
加藤さんに対しても感じてしまいました。
♪ イムジン河(ザ・フォーククルセダーズ)
5年前のフォークル再結成の時はライブを見ることはできなかったので、
ここでこの曲を二人の演奏と声で聴けたのは幸運でした。
♪ みんなの地球(和幸)
「見上げてごらん夜の星を」に対抗して作った曲とのこと。
あっちが下から見上げるなら、
こっちは上から見下ろしてやれと、
きたやま教授が考えたそうです。
ここで一応、本編終了という形。
で、坂崎さんは引っ込まずにそのままアンコール、という形(笑)
最後は翌日の予告編、
本人がやらなそうな曲を、ということで、
「セメントフォーク大全集」をあちこちめくる坂崎さん。
なかなか決まらない(笑)
♪ 今日をこえて(岡林信康)
単純な言葉でできた歌詞なのに、
深い意味が感じ取られます。
ちょっと衝撃を受けました。
坂「明日は岡林さんです!本物です!なぎらさんじゃありません!」
坂「アメリカちゃん、くそくらえ節、がいこつの唄、おまわりさんに捧げる唄、
このあたりはもう歌わないからあげると言われて、僕となぎらさんがもらっちゃったんで
やらないと思いますけども(笑)」
ここで客電が点いたんですが、
時計を見るとまだ21時08分。
22時ギリギリまでやると思ってたので、ちょっと拍子抜けだったんですが、
鳴りやまない拍手に坂崎さん再登場です。
昔のシンプジャーナル、フォークルの特集号(?)を持って、
客席に向けいろいろ説明しつつ、ラストの曲へ。
♪ 花のかおりに(ザ・フォーククルセダーズ)
和幸はアルバムからも何曲かやってくれて、
9月のライブがさらに楽しみになりました。
確かに、制作意図、曲の背景を考えるとかなりマニアックで、
言い方は悪いですが、客を選ぶというか、
分かる人だけ分かればいいといった感じもありますが、
俺は純粋に、聴いていて気持ち良く感じたので、
9月のライブも素直に楽しみたいと思っています。
もちろん、それぞれの曲のマニアックな背景まで知っておけば、
もっと楽しめるはずですから、
ちょっとお勉強もしたいと思います。
2日前、派手なビジュアルで激しく観客を煽っていた人と、
今日、たった600人の前でアコギ1本で弾き語りをした人が同じバンドにいるというのは、
やっぱりアルフィーって面白いなぁと、あらためて思いました。
車をテレコムセンター近くの駐車場に止めてあったので、
帰りはそこまでのんびりと夜のお台場を歩いたんですが、
途中、噂のフジテレビ新スタジオの前を通りました。
25日の「ひとりアルフィー」はそこで収録ですが、
残念ながら今年の825も不参加決定。
来年こそは…。
毎年言い続けてますけど(苦笑)
俺はなんと夜勤3日間のど真ん中。
日曜の夜なので、
急ぎの仕事がなければ早めに切り上げられるんですが、
会社には一応3時間ほど遅れるということと、
用事が終わったら連絡を入れて、
仕事の様子を確認するということを伝えてありました。
そんなややこしい状況の中、
前日の夜勤から帰ってきてとりあえず2時間程の睡眠。
嫁さんは友人との待ち合わせがあるということで早めに出発。
俺は少し遅れて14時過ぎに出発。
横浜から湘南新宿ラインで大崎、
りんかい線に乗り換え、国際展示場へ。
電車はもっと混んでいるかなと思ってたんですが、
全くのガラガラ。
しかし、15時23分、国際展示場駅に到着し、
ホームに降りた途端、
隣のビッグサイトで開催されているコミケ帰りの集団に一気に巻き込まれました。
俺は2次元方面は全く興味がないので、
それ系の紙袋の人やそれ系のTシャツの人を、
すげぇなぁ、
アイドルヲタとは似てるようで微妙に雰囲気が違うなぁ~などと思いながら、
嫁さんと携帯で連絡をとりつつ、
軽快なステップで集団を前から後ろに受け流します。
歌いたくなるぐらい受け流したあと、
ようやく嫁さん&愉快な「なまか」達と合流。
「OZMAさん、来るとは思わなかった!」
という声もありましたが(笑)、
俺は坂崎さんだけじゃなく、
松尾羽純ばりにみんな大好きなんで、当然来ます。
(↑うわ、これはわかりづらい。分かった方はコメントよろしく・笑)
桜井さんがディナーショーやるっつったって行きます(笑)
会場前でしばらくウダウダ。
開場を待つ列付近にはカメラがあります。
近くでは集まったファンにインタビューしているクルーも。
16時半ころ入場。
うわ!せまっ!
初めての有明コロシアム、
確かにテニスやバレーの中継で見た感じでは、
そんなに広い場所ではないと認識していましたが、
ステージがアリーナ部分の半分近くを占めているため、
想像より更に狭く感じました。
席はコートサイドHブロック2列。
どこ?
ん?
お?
もっと前?
うわ~こんな前!
ステージ下手側、アリーナ席のすぐ横。
アリーナ6列目の左端の席まで5mくらいの場所でした。
ステージは左前方、
これは近い。
ステージ前にはレールが敷かれ、クレーンカメラが左右に1台ずつあります。
ちょっと邪魔になりそうな予感。
開演まで30分、場内には何回か諸注意のアナウンスが流れました。
「このコンサートは、サードプラネットの協賛、
坂崎幸之助と桜井賢の応援により開催いたします。」
「それでは開演まで、千年お待ちください。」
「会場内で、夏休みの宿題、思い出し笑い等は
他のお客さまの御迷惑となりますので御遠慮ください。」
「それでは開演まで、隣の人とあっち向いてホイでもしてお待ちください。」
「開演中は演出効果の都合上、非常灯を消灯いたしますが、
決して電気代をケチっているわけではありません。」
「高見沢俊彦は王子らしく気球に乗ってこちらに向かっておりますが、
気流の影響でまだ到着しておりません。」
「高見沢俊彦が到着いたしました。
千年ロマンスのジャケットの白馬に乗っての登場です。
しかし、有明コロシアムには馬を繋ぐ場所がないため、焦っております。」
「それでは開演まで、やはり2日ほどお待ちください。」
あー他にもあったかな?
とにかくアナウンスすべてがネタになってました。
前に立っていた場内スタッフの女の子が、
これが流れるたびに笑いを堪えていたのが面白かったです。
何気なくステージを見ていると、
センターのスタンドマイクのところに、
スタッフが何やら褐色の物体を置いていきました。
飲み物でもないし、楽器や音響関係のものでもなさそう。
何だあれ??
左前方、コートサイドとアリーナを隔てるフェンス状の部分に腰掛け、
モバイルノートをなにやらいじっている関係者らしき人物がいました。
周りには関係者は全くいない、客席の中にポッカリ空いた場所。
特にそこにいなければできないようなことをしているようにも見えない。
仕事するなとは言わないけどさ、その場所でやる意味がわからん。
なんでわざわざそんなところでパソコンいじっちゃってんの?
始まったらやめてくれよな。
暗くなってから、視界の端に液晶のバックライトが入りっぱなしになったら
鬱陶しくてしょうがない。
コンサート中にずっと携帯いじってる、はた迷惑な客と同じだぞ。
時計を見ながら、ずいぶん押すなぁと思っていた17時15分、
ようやく客電が落ちました。
するとその瞬間、周囲がザワザワし始めました。
ステージとは反対方向へ周囲の客の視線が集中。
誰か有名人が入ってきたのかな?と思い、
ステージ真向かいのロイヤルボックスシートを見てみると、
坂崎幸之助、着席(笑)
それも最前列ど真ん中。
目立つ目立つ。
何か白くて細長い物体を持っている坂崎さん。
(のちに扇子と判明)
少し前のめりになってステージを見つめていました。
向かって左にいるのは室井佑月?
花が来てたし。
真横を向く状態の席なので、
ステージもロイヤルボックスもよく見えます。
しかしいつまでもそっちばかり見ているわけにはいきません。
主役は反対側です。
オープニングのSEの中、バンドメンバー登場。
あら?スピーカーの死角に入ってルークが見えない(泣)
ステージ中央のセリが上がって、王子登場です。
スクリーンの映像を見て、
隣の嫁さんと
「城が飛んでる!(笑)」
と顔を見合わせました。
♪禁断の果て
バックのメンバーが黒で統一しているのと対照的に、
高見沢さんは白。
音がデカいという情報があったので、
スピーカーの近くだし、どんなもんかと身構えていましたが(笑)
ん?普通?
こんなもんじゃないの?
まあ確かにアルフィーよりはデカいけど。
おい、モバイルノート兄さん。
いい加減、電源切れよ。
ルーク見えねぇ~。
♪騒音おばさんVS高音おじさん
お!もうやんの?
コントはないのね。
おばさんの台詞も高見沢さん自ら担当。
引っ越せ~!引っ越せ~!と、
会場が一体となって拳を振り上げる光景は面白すぎます。
いいんですかねこれは(笑)
<MC>
高「白い灰になるまで燃え尽きるぞ!
バックには今日も天使が揃っています。
一人、元悪魔がいますけど(笑)」
その悪魔がさっきから全然見えないんですけど(汗
♪けだるい色の花
この曲はちょっと苦手かも(小声)
♪若者たち
高見沢さんのアオリで、客席も「うぉーおーおー」の大合唱。
教科書に載っているような、
合唱コンクールで歌われるようなフォークの名曲が、
こんなに激しいパンクロックになるとは改めて驚き。
ライブだと更に気持ちが高ぶって盛り上がります。
<MC>
歓声が上の方から降ってくる!と驚く高見沢さん。
高「上の方、声出してみようか!
自分が上の方かどうかは自分で判断して下さい(笑)」
今回のアルバムはいろんな人に詩を依頼して、
それぞれの考える高見沢像が面白かったという話から、
バックのメンバーが高見沢さんのことを
実際に会う前はどう思っていたか?という話へ。
最初に聞かれたKOJI、いきなりの質問に固まる(笑)
高「すいません、言葉が足らなくてね。
どういうイメージだった?」
KOJI固まる(笑×2)
そしてやっと出てきた一言は
K「おじいちゃん!」
高「おじいちゃん!?!?!?」
詰め寄る高見沢さん(笑)
なんとなく坂崎さんの反応が気になって視線を向けると、
大拍手していた(爆笑)
KOJI曰く、
小学生の時に「作詞作曲:高見沢俊彦」という文字を見て、
作詞作曲するような人はおじいちゃんに違いない、
音楽室に肖像が飾ってあるような人と同じイメージだったとのこと。
急に機嫌が良くなる高見沢さん。
次に同じ質問を受けたルーク。
ル「テレビとかであまり愛想を振りまかない人だな-と。」
場内大爆笑。
ル「でもアプローチするなら高見沢さんだと思ってました。」
さすが元悪魔、変わってるな^^;
♪LONELY LONELY
生の「かあちゃん」はなんとも言えない不思議な光景でしたね。
同時に、この曲の壮大な雰囲気のイントロと歌詞の内容のギャップが、
CDで聴くより強調されて面白かったです。
♪洪水の前
スクリーンも照明も、終末感の漂う歌詞に合った雰囲気に。
アルバムの中でもかなり好きな曲でしたが、
やっぱりいいですね、これは。
<MC>
「かあちゃん」はさすがに抵抗があったけど、
つんくがどうしても歌ってみてくれというのでやってみたとのこと。
高「そうするとやっぱり"かあちゃん"が一番しっくりくるんだよね。」
なんかこの後、
高「かあちゃん!といえばこう、かあさんだとこう、マザーだとこう!」
という感じで、それぞれのポーズを取ってたけど忘れた…
♪17の時に逢いたかった
♪Fiance
♪Desire Red Rose
16年前のソロアルバム「主義-ism」から2曲。
俺はその頃はアルフィーから一番離れていた時期で、
CDは買いましたが、
多分このアルバムは買ってすぐ1回聴いただけ(苦笑)
当時の俺は相当お気に召さなかったんでしょう。
今回聴いてみて…ん~どうでしょう(笑)
"Desire Red Rose"はアルバムにも入っていない、
ソロツアーでやっただけの曲とのこと。
俺は先日のオーラの泉でちょこっと聴いただけ。
ですが、この曲は良いですね。
ヨーロッパが舞台の曲はアルフィーにもありますが、
これも世界観としては近いものがあるように感じました。
さすがヴェネチアの穀潰し(笑)
一輪の薔薇をイメージしたような、
下からの照明で真っ赤に照らされた高見沢さんを、
上からグリーンの光が包み込んだライティングが印象的でした。
<MC>
高「16年前のライブに来た人!」
結構手が挙がっていましたが、
これは多いのか少ないのか。
後で聞いた話によると、
この時、坂崎さんも手を挙げていたそうです。
高「おぉー。ねー。16年経ちました(笑)」
客席も苦笑い。
前世の話題から、
バックのメンバーとも繋がりが有ったんじゃないかという話で、
高「俺はベネチアの穀潰しだったらしいけど、
ルークはゴンドラ漕いでたかもしれない(笑)
KOJIは商人のめかけだったりして。」
ここでルーク、KOJI両氏に高見沢さんからプレゼント贈呈。
ルーク氏にはシロヒコの形の携帯の画面を拭くヤツ(名前忘れた)。
ここでやっとルークの姿が見えました。
ひざまずいて受け取り、
高見沢さんの手の甲にそっとキスするルーク氏(ひょえ~)
KOJI氏にはシロヒコクッション贈呈。
サイン入り!と喜んだり頭に乗せてはしゃいだり。
そのあと、後ろのアンプの上にそれを乗せたところ、
高見沢さんに
高「そこへ置くのはどうかなぁ?スタッフに渡しなよ。
曲のイメージとかあるから(笑)」
とたしなめられる(笑)
高「この曲を聴くとなぜか旅がしたくなる、そんな曲です。」
♪千年ロマンス
カナケンの3階席からしか見たことのなかったクリスタルエンジェル。
今日はよく見えます。
やっぱり欲しいなぁあれ(笑)
♪O.Z.Y
ルーク&KOJIもステージ前方まで出てきて客席を煽ります。
この曲はライブ向きですね。
客席も一気にボルテージ上昇。
しかしすげぇなぁ。
I am 王子だからなぁ。
突き抜け方がハンパじゃないよなぁ、しかし。
♪愛の偶像(ラブ・アイドル)
お~やっときたこの曲。
俺は小さい頃に聴いたブルーコメッツの「ブルーシャトウ」が
未だに大好きなんですが、
この曲にその「ブルーシャトウ」の世界がダブるんです。
曲の雰囲気もなんとなく似ている部分もあるし、
歌詞に出てくる「森と泉に囲まれたブルーシャトウ」と
「鹿が鳴き蓮の花咲く池のほとりの寺院」がどうしてもダブってしまう^^;
そんなこともあり、
ライブでこの曲を聴くのを楽しみにしていました。
開演前に準備されていたあの謎の物体を、
サビの部分で高見沢さんがつかみ上に掲げました。
謎の物体の正体はなんと「ミニ阿修羅像」!
♪あしゅ~ら~OH~あしゅ~ら~♪と歌い上げながら
阿修羅像を振りかざすその姿は…
すごい。
わけがわからん。
面白すぎる。
しかしバチ当たりのような気もする(笑)
奇跡の名曲ラブアイドル。
恐るべし。
♪Super Star
雰囲気は一転、ほのぼのとした空気に。
♪ランランララララ~♪の大合唱。
♪Kaleidoscope
アルバムを聴いた限りでは、
いかにも高見沢さんらしい曲だなぁと思ったくらいでしたが、
生で聴いてそのイメージが一変。
なにこれ。
すげ~カッコイイ。
とにかくギターの迫力が凄い。
ノルというよりも、その迫力に圧倒されました。
途中のマグネシウム炸裂の特効、スゴすぎ(笑)
熱いわビックリするわでもう大変。
大丈夫なのアレ?
消防法とか引っかからないのアレ?
ここで本編終了。
アンコールの声と手拍子が始まり…
ん?
こらこら!
アリーナ席の客の大半が後ろの坂崎さんの方を向いてる(苦笑)
アンコールでしょみなさん!(笑)
<アンコール 1>
ここで"DJ HANGER"登場。
高「スクラッチとギターの夕べを、今日はファイナルですから、
飽きるほどやってみたいと思います!」
まさにバトルという言葉がぴったり。
けっこう長かったんですが、
ここまで一心不乱にギターを弾き倒す高見沢さんは
見たことがないと言ってもいいくらいの迫力とインパクトでした。
でも客席は迫力に圧倒されて呆然とした雰囲気だったように感じたのは
気のせいでしょうか(汗
♪Techno Glamorous ('59 LP Standard)
<MC>
ここでスペシャルゲスト、
SEX MACHINEGUNSのAnchang登場。
高「俺が小学生の頃に影響を受けたGS!
GSって言ってもガソリンスタンドじゃないぞ~!」
♪君に会いたい
前2曲でギターを弾き倒して、かなりテンションが上がっている高見沢さん。
「おいで僕の~この胸に~」のところで、
下手花道で客席に向かってジャケットをはだけてアピール。
しかしテンション上がりすぎで歌詞が思い切りすっ飛びました(笑)。
歌っていて楽しくてしょうがないといった雰囲気が、
もの凄く伝わってきましたね。
♪Endless Dream 2007
おもむろにライトサーベルを取り出した高見沢さん。
どうだ!とばかりに客席に見せつけます。
そしてステージ中央が高見沢さんを乗せてタワー状にせり上がります。
おーおーおー!
どこまで上がるの!
(14mくらいあったらしい)
ここで今度は火花の特効炸裂!
すげービックリ!
2回目あるなら言っといてよ^^;
モウモウと立ちこめる煙をサーベルではらうようにしながらの熱唱です。
CDで聴くと、どうしても
♪Endle"ス"Dream♪
が気持ち悪かったんですが(苦笑)
ライブだと気にならないから不思議なもの。
自分のテンションも上がっているので、
そんな細かいことはどうでもよくなってるんでしょう。
ここで4人のギタリストが全員エンジェルギターに持ち替えました。
え~!?
これはすごい!
悪魔もエンジェル!(爆
♪Kaleidoscope
エンジェル4本がステージ前方に集まっての競演です。
下手から、
ルーク=Venus Angel、高見沢=Crystal Angel、
Anchang=Angel Classic V、KOJI=Rose Angel。
(多分合ってるはず…)
アルフィーのステージでは複数のエンジェルが同時に登場することはありません。
それがなんと4本同時、
それもTHE ALFEEと聖飢魔ⅡとSEX MACHINEGUNSとLa'cryma Christi。
なんという贅沢な光景でございましょうか。
♪Rock'n Roll(Led Zeppelin)
ルークとKOJIが並んでエンジェルギターの背中弾き。
Anchangは野獣系らしく、荒っぽくギターをかき鳴らし客を煽りまくり。
高見沢さんはそんなにギターをブンまわしたりするタイプではないので、
エンジェル達もさぞかしビックリしたことでしょう(笑)
そして再び…
♪騒音おばさんVS高音おじさん
なんかもうイントロが始まっただけで半笑いになりますねこの曲は。
今度はおばさんのセリフをルークとKOJIが担当。
ギターソロだけでなく
ピアノソロ・ドラムソロ・ベースソロも織り込んだスペシャルな構成。
1回目よりも客席も暖まっているのでノリが激しくなっています。
でも、コント有りバージョンも見たかったな。
<アンコール 2>
登場した高見沢さんにローディが渡したのは白いエレアコ。
静かに曲が始まります。
♪自由になりたい(The Monkees)
おぉ~モンキーズだ!
リアルタイムで体験した世代ではありませんが、
26~7年前のリバイバルブームに火を付けた番組
(テレビ東京・おはようスタジオ)をよく見ていたので、
この曲も知っていました。
でも高見沢さんが一人でアコギを弾く様子は、
失礼ながらちょっとハラハラしますな。
でもこの曲は、自分の想い出とも重なって、
しみじみ聴き入りました。
<MC>
高「綾小路翔くんに書いてもらったんですが、
彼はホントにロマンティストなヤンキーでね(笑)
ちょっとアコギでやってみようか?」
♪千年ロマンス
エレアコで1コーラスのみ。
いや、正直、かなり危なっかしかった^^;
坂崎さんはどんな風に見てるんだろうと気になり、
ちらっと見てみましたが、
最初と同じ、ちょっと前のめりな感じで、
特に表情を変えることもなく見ていました。
<MC>
このプロジェクトを進める中、
今まで経験したことのないような悲しいこともあった、という言葉の後、
所々で感極まった表情を見せる高見沢さんが印象的でした。
高「それでは…心の歌を。」
♪Song For You
これも「ism」に収録されている曲なので馴染みはなかったのですが、
直前のMCの内容とも相まって、
心を揺さぶられました。
歌い終わって涙をこらえるかのようにうつむいたまま動かない高見沢さん。
そこからは、このソロプロジェクトをやり切った、
全て出し尽くした満足感、充実感のようなものも伝わってきました。
夏イベがないことに淋しさを感じていたことは事実ですが、
そんな心の穴を埋めるに余りあるほどのいいライブでした。
シングルの発売、アルバムの発売、
怒濤のプロモーション、テレビ・ラジオの出演ラッシュ、
そしてソロツアー。
こんなに楽しませてくれた高見沢さんに感謝。
最後のMCの、
「これでまた本家を続けていく自信が深まりました!任せとけ!」
という言葉がうれしかったです。
しかし、
「ステージ上の高見沢俊彦をジッと見つめる、
ギターを持たない坂崎幸之助」
という光景は面白いというか不思議というか。
逆も見てみたい(笑)
高見沢さん、フォーク村の客席に来ないかしら?
(無理無理)
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