なんだか競馬話ばかりですいません。
昨日のエリザベス女王杯、いやびっくりしましたね。
スタート直後に武豊・ポルトフィーノが落馬。
ユタカさん、またやっちゃいました。
名手・天才と称される武豊ジョッキーですが、
肝心なところでやらかしてしまうことも多く、
88年 皐月賞 マイネルフリッセ 進路妨害で失格
91年 天皇賞・秋 メジロマックイーン 進路妨害で降着
02年 菊花賞 ノーリーズン スタート直後に落馬
ざっと覚えているだけでもこれだけあります。
昨日のポルトフィーノも含めて、
俺はこれらの馬の馬券はなぜか1円も買ってない。
しかしそのレースで当たり馬券を手にしたこともない。
うまいんだかへたなんだか。
まぁただ単に武豊が乗ることによってオッズが下がる「ユタカ人気」を嫌っているだけなんですが。
今朝の新聞には
「40億円が一瞬にして紙くずに!」
みたいな見出しが躍っていました。
このレースの馬券の総売上は、約169億円。
その内、ポルトフィーノ絡みの馬券は約40億円。
確かに落馬の瞬間にこの40億円はハズレになったわけですが、
ギャンブルに詳しくない人がこの見出しを見たら、
40億円が一瞬でどこかに消え去ったか、
もしくは胴元であるJRAが40億まるもうけ、と勘違いするかもしれません。
しかし実際はそういうわけではありません。
ものすごくおおざっぱに言いますと、
レース結果がどうなろうと、総売上の約25%がJRAへ、
残りの約75%は的中馬券の配当になるのです。
(注・ほんとにこれは"ものすごくおおざっぱ"です。
実際は複雑な計算式があって、的中票数によって数%上下します)
例えばポルトフィーノが落馬せずに無事4着でゴールしたとしても同じ事。
違うのは馬の関係者に渡る手当や賞金があるかないかだけです。
見出しだけのイメージでは、
馬券を買ったファンが一方的に大損させられたような雰囲気で、
新聞を読みながら、なんとなく釈然としない気持ちになりました。
トータルで考えたら別に何にも変わらないのになぁと。
でもまあ新聞の見出しは読者を引きつけなければ意味がないし、
ポルトフィーノの馬券を買っていた人に限定すれば大損には違いないんですが。
あ~なんかややこしくなってきた。
スタート直後の落馬といえば87年有馬記念のメリーナイス。
メリーナイス絡みの馬券しか買っていなかった俺は、
スタートと同時に中山競馬場のスタンドで頭を抱えてしゃがみ込んでしまったのでした。
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