若い頃は、
「今時の音楽はみんな同じに聞こえる」とか
「何がいいのかさっぱりわからない」
などとのたまうオッサンを見て、
自分はそういうオヤジにはならないと確信していたものですが、
実際40もとうに越えてこの年になると、
なんとまあこれがそういうオヤジになっているんですわ。
愕然とします。
苗字のないアルファベット名前の女子が
次から次へわらわらと現れて、
同じような曲を歌唱力があるように聞こえる歌い方で歌う。
同世代の女子が「共感できる」とか言う曲に
オッサンが共感できるわけがないですからいいんですけど。
まあとにかく「歌姫」だの「ディーバ」だのの大量生産でわけがわかりません。
それでも昔からいわゆるホンワカ癒し系の女性アーティストや、
ゴリゴリのロックねえちゃんが好きなのは変わらず。
両極端ですけど(笑)
本当はかっこいいガールズロックバンドでもいればハマるところなんですが、
最近のそっち系バンドはなんだか気の抜けたようなのばっかりだし。
そんなわけで、最近のアーティストで聴けるのは、
昔のロックテイストが感じられるSuperflyあたり。
そんなついていけないオッサンの友はYouTube。
30年くらい前の映像でニヤニヤしております。
特にマニアしか知らないようなB級アイドルの曲。
(あー結局そっちかい、という声が聞こえますが)
まあ一通り見た後に、
さすがにこれは映像がないだろうと思いつつダメモトで検索したのが
コスミック・インベンション
知ってます?
当時YMOジュニアとも呼ばれて、
実際にYMOの前座で演奏したこともある、
中学生のテクノポップバンドです。
で、
これまた動画があるときたもんだ。
まさか動くコスミック・インベンションが今見られるとは思いませんでした。
今見ると、歌も演奏も稚拙極まりないんですが、
これがまた逆にいい味が出ています。
そんなわけで突如コスミック・インベンションブーム到来。
俺だけ。
今、携帯に入っている曲は、
アルフィーと安室ちゃんとコスミック・インベンション
というカオス状態。
結局何が言いたかったのかというと、
それぞれ勝手に好きな曲を聴けばいいじゃないかということですよ。
こんなシメですみません。
[4回]
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