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アルヲタ33年目の雑記帳
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前日のヘドバン大会の疲労と睡眠不足もあって、
かなりダルダルな感じでお台場へ。
ゆりかもめでも、はしゃぐ外国人観光客の横で爆睡してしまい(笑
危うく乗り越すところでした。
ZeppTOKYOは2001年秋のMAXのファンクラブイベント以来^^;
あの日と同じ、空は怪しい雲行き。
整理番号は800台前半。
18時半を過ぎてやっと列が動き出しました。
中へ入るとすでに座席はほぼ埋まっている様子。
一つくらいどこか空いていないかと思い探してみましたが無理。
あきらめて後方立ち見スペースの前から2つ目の手摺りをキープ。
しばらくして、前にデカイ男性が来てしまい見づらくなってしまったんですが、
移動するのも面倒なのでそのまま開演を待ちました。
モニターには、
さだまさし出演の「僕らの音楽」と「MUSIC FAIR 21」の映像が流れていました。
「MUSIC FAIR」での松浦亜弥の「雨やどり」、面白かった。
あんなのいつやったの?
知らんかった。
誰か録画してませんかね?(笑)
そんなこんなで開演が押すこと18分。
19時18分に客電が落ちました。
いつもなら暗いステージに坂崎さんがライトを持って登場、
というのが定番でしたが、
今回はいきなりオープニングアクトのピースが登場。
★ ピース
♪ 故郷の風景
♪ 銀河の流星~あの夏の記憶~
ギターうまっ!
正直、曲とボーカルは素人の高校生っぽさがありましたが、
ギターは凄い。
ここで村長・坂崎さん登場。
いつもピースの二人にリクエストするという
サウンドオブサイレンス。
★坂崎幸之助+ピース
♪ The Sound of Silence (Simon & Garfunkel)
カタカナふって覚えたと言うだけあって、
カタカナ英語なのが初々しい。
他に兄弟はいないのか?という話題で、
坂「音楽はやってないの?」
ピ「もう一人はロックバンドでメタルやってて頭振りまくりで」
坂「ヘドバンか!どっかで見たことあるな(笑)
やっぱり三人いると一人くらいそういうヤツがいるんだね(笑)」
坂「じゃあうちのヘドバンが作った曲をコピーしてくれるってことで」
★坂崎幸之助+ピース
♪ メリーアン (THE ALFEE)
独自のアレンジでイントロだけでは何の曲かわからなかったんですが、
いや~これは面白い。
ギターテクニックは超絶ですな。
坂崎さんからも、
ギターは高校生じゃない、
石川鷹彦と吉川忠英が弾いてるみたい、
という言葉が出るほど。
ピースが下がって、
坂崎さん一人で一曲。
「さださんが他の人に書いてヒットした曲です。」
★ 坂崎幸之助
♪ 僕にまかせてください (クラフト)
次は解散間近の平川地一丁目が登場。
いや~大きくなったなぁ。
弟なんて反町JAPANで3敗しそうな感じ(笑)
★ 平川地一丁目
♪あの頃の君
♪闇世に生まれて
♪とうきょう
坂崎さんはしきりに「かっこよくなった」を連発。
「いい方に成長して良かったよね。変なふうに成長しちゃう人もいるから」
おいおい(笑
★坂崎幸之助+平川地一丁目
♪リンゴ (吉田拓郎)
ここで早くもさださん登場。
4人並ぶと、小さいおじさん二人と大きい若者二人という変な図に。
さだ「なんかさぁ、カナダと対決するジャパンみたいになってるよね」
このあとも、若くていい!未来がある人はいい!
という話の連発。
さだ「俺達だってこういう時代あったんだよ!アイドルだったんだから!」
坂「ぎんざNOWでナ~ウコマ~シャル!ってやってたんだから!」
必死なJAPANおじさんチーム(爆
坂崎さんの発言は40越えてないとわからん。
★さだまさし+坂崎幸之助+平川地一丁目
♪案山子
いきなり「案山子」きましたよ。
もう今日は名曲連発の予感。
フォーク系のベテランは、
このトークと曲のギャップが激しい人が多いですね。
いいよなぁ。
こういうの好きなんだよねやっぱり。
だから、ありきたりのMCや、
台本通りの代わり映えしない「セリフ」しか言わないアーティストを見ると、
少しくらいなんか面白いことや気の利いたこと言えよ!
って思っちゃうんですよ。
誰とは言わないですけど(笑
平川地一丁目が下がってピース再び登場。
さださんからもギターテクにお褒めの言葉。
★さだまさし+坂崎幸之助+ピース
♪ 線香花火
さださんのソロデビュー曲。
全然売れなかったと嘆くさださん。
さだ「発売が11月だったのよ」
坂「線香花火なのに季節はずれ(笑)」
さだ「作ったのは夏だったんだけど、レコーディングが秋で。」
坂「計画性がなかった」
さだ「その計画性があれば借金してないよ(爆笑)」
ここで「友情出演」の森山直太朗登場。
時間が押しまくっていることをさださんに注意(笑)
★ 森山直太朗×さだまさし×坂崎幸之助
♪ さくら(独唱)
「さくら」は歌に力があるというか、圧倒されるというか、
視線も気持ちも釘付けになりました。
★ 森山直太朗×坂崎幸之助
♪ カレーライス (遠藤賢司)
子供の頃、森山家にはいろんなミュージシャンが遊びに来て、
誰かがギターを弾き始めると誰かが歌い出して、
自然にライブが始まってしまうという話。
坂崎さんはやたらと
「お母さんはハモるのが好きだよね」
を強調していました。
★ 森山直太朗×坂崎幸之助
♪ 生きてることが辛いなら
なにかと物議を醸しているこの曲ですが、
詩の全体の内容を聞けば何も問題なく、
逆に今の若者に聴かせたほうがいいくらいだと感じました。
前後の文脈を無視して部分的に取り上げて問題視するのは
どうなんでしょうね。
★ さだまさし×森山直太朗×坂崎幸之助
♪ 掌
最後の最後まで自分の腕時計を指さして
さださんに注意しながら直太朗退場(爆笑)
ここで吉田政美氏が登場、
グレープ再結成です。
★ グレープ×坂崎幸之助
♪ 精霊流し
バイオリンの音色が気持ちいい。
このメンバーでこの名曲を聴けるのは贅沢すぎます。
ここからはグレープのステージ。
★ グレープ
♪ 殺風景
♪ 夢しだれ
♪ ジャカランダの丘
♪ 秋桜
♪ 祇園会
一曲一曲、その曲のできた過程やエピソードを語るさださんでしたが、
とにかく時間がないこともあって、ネタは控えめ(笑)
その中でも、「秋桜」の山口百恵のエピソードは初めて聞く話で興味深かった。
さださんは、山口百恵という人はいつまでも芸能界にいる人ではないと感じていて、
それでこの曲を書いたとのこと。
本人にこの曲をどう感じるか聞いた時、
「普通だったら、素晴らしいですね、いい曲ですね、
って言っちゃうと思うんだけど、
山口百恵は正直に、実感が湧かないって言ったね。
18歳だもんね。」
へ~そんな裏話があったんだと感心していたんですが、
この曲のエピソードにはきちんと
「締め切りギリギリで出来上がってホッとしていたのに、
B面作るのを忘れていた」
というオチがありました(笑)
ここで坂崎さん再登場。
このあたりから俺の頭には、
「まほろばやんないのかな~」
という期待感ばかり。
前の曲が京都をテーマにした曲だったことで、
坂「じゃあ京都から上野に行ってみましょうか」
お~無縁坂か!
★ グレープ×坂崎幸之助
♪ 無縁坂
いいですなぁ。
さださんの曲って言うのは、
その情景が見えてくるんですよね。
頭の中で勝手に映像が浮かんできて、
勝手に映画が始まっちゃう。
坂崎さんもこの曲の歌詞に感動していたようで、
坂「無縁坂っていうのは上野の不忍池の横なんですけど、
そこで『しのぶしのばず』っていうのが入ってるところがねぇ」
と、まいりました、といった感じ。
坂「じゃぁ今度は上野から鎌倉に行ってみましょう!」
★ さだまさし×坂崎幸之助
♪ 縁切寺
これまた情景が浮かんできます。
それに合わせて、
歌詞の内容にちょっと身につまされる部分もあったり(汗
大昔の話ですけどね。
ああ、女心と秋の空(謎
坂「今度は鎌倉からお茶の水に行ってみましょう」
★ さだまさし×坂崎幸之助
♪ 檸檬
さんまのまんまで高見沢さんがうれしそうに口ずさんでいた曲。
それを思い出したおかげで、
あの「すださん事件」もよみがえってきて、
思い出し笑いをこらえるのに必死でした(笑
ここで、さだまさしトリビュートアルバムの企画が進んでいるという話題に。
さだ「トリビュートっていうのは、
本当は懐かしむとか追悼とかいう意味らしいんだけど、
俺まだ生きてるから!(笑)」
その流れで、アルフィーがその企画に参加している、
というような話になり、
え?なにそれ?
ん?ひょっとしてあのまほろばが?
と思っていると、
さだ「いやー、あんなんなっちゃうとは思わなかったね。」
坂「高見沢がさださんの曲が好きでよく聴いてて、
モノマネもやっててね、♪島は買いました~とか(笑)」
さだ「こら!」
坂「だから当然正調でやると思ってレコーディングに行ったら、
(ストロークの手つきで)俺の出番これ4発だけ(笑)」
え~!!!
そういうことだったのか!
それは楽しみすぎる!
このアルバムには他にもいろいろなジャンルのアーティストが参加しているらしく、
落語家の立川談春による
「トークのトリビュート」まであるとのこと。
いよいよお待ちかねの「正調まほろば」です。
★ さだまさし×坂崎幸之助
♪ まほろば
感動です。
名曲です。
なんだかもう身体が震えるような感覚に襲われます。
これをメタルにしてしまう人も凄いですが(笑)
そしてその二つのまほろばを二日連続で聴けるという奇跡。
待ち時間を入れてここまで5時間近く立ちっぱなしでしたが、
その疲れも忘れて聴き入りました。
<アンコール>
アンコールはきくちPのリクエストでまずはこの曲。
★ グレープ×坂崎幸之助
♪ 朝刊
最後の曲は平川地一丁目とピースも再登場。
坂「先に歌詞を言ってからみんなで歌うっていうのがあって…」
で、定番の
♪今日の日はさようなら
が始まり、客席も含めて大合唱。
ところが、平川地一丁目とピースの若者チームはポカ~ン。
坂「えっ?この曲知らない?」
平&ピ「知りません」
坂崎さん、さださん、そして客席も驚愕!
さだ「いかん!それはいかん!!」
坂「えっ?教科書に載ってなかった?」
ピ「教科書にはさっきの『さくら』が載ってます」
そりゃぁさあ、
新しい曲でも良いものはあるし、
それを積極的に取り入れるのもいいけどさ、
昔から歌い継がれている曲をバッサリ切ってしまうというのはどうなのよ。
これは日本の音楽文化における重大な損失なのではないか、
と考える所存であります。
(なんだこれ)
★ グレープ×坂崎幸之助×平川地一丁目×ピース
♪ 案山子
若者チームはこの曲もかなり危なっかしい感じで歌っていました。
おそらく全然知らない曲なんでしょうけど。
まぁそりゃそうですね。
ヘタしたらおじいちゃんと孫が一緒に歌ってるくらいですからね(笑)
そんなこんなで終演時刻はなんと22時48分。
アンコール前に帰る人もかなりいました。
出演者を見た時点で長くなりそうだとは思いましたが、
これは長すぎ(笑)
しかし内容は大満足。
さすがにちょっと足にきましたが。