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バブルへGO!!

1日に映画を見てきました。
「バブルへGO!! ~タイムマシンはドラム式~」

オフィシャルサイト

・注・ この先、映画の内容に触れています。


終始テンポの速いコメディーなのかと思っていましたが、
前半は意外に重苦しい雰囲気で話が進み、ちょっとダレました。
しかし、ひょんなことからタイムマシンを開発してしまった研究員(薬師丸ひろ子)が
バブル全盛の1990年に行かされた理由がはっきりし、
娘の真弓(広末涼子)がそれを追って同じく17年前に行くことを押しつけられるあたりから、
俄然面白くなってきます。
たったの17年前なのに、その時代の日本がこんなに笑えるというのは驚きです。
ワンレンボディコンのファッション、でっかい携帯電話、ティファニーのオープンハート、
ティラミス、ジュリアナ東京等々、当時を象徴するアイテムが次から次へと登場。
流れてくる曲もプリプリにリンドバーグにMCハマーにC&Cミュージックファクトリーと
懐かしさ満点。
そして、今見ることのできないもの、建設中のレインボーブリッジや河田町のフジテレビ、
ハサミを持った駅員がいる改札、そ~れそ~れ鉄骨飲料~のCM(!)…。

駅で待ち合わせをして、未来から来た真弓に
「じゃ、着いたら電話するから!」
と言われ、
「どこに電話するんだよ…」
困惑する1990年の下川路(阿部寛)のシーンや、
「ケータイ」「ヤバイ」といった言葉が通じない場面、
当時は決まった店に行かなければ食べられなかった「ティラミス」を
当たり前のように食べる未来の真弓のシーンなど、
たった17年で世の中はこんなに変わっちゃうんだ…と驚きました。

ストーリーは、
不況が続き借金が膨らんで破綻寸前の日本経済を救うべく、
バブル崩壊を招いた1990年3月の大蔵省通達(いわゆる「総量規制」)を止めるために、
ひょんなことからタイムマシンを発明してしまった家電の研究員が過去に送り込まれる。
そして連絡の途絶えた研究員を救うため、その娘が過去に送り込まれる…
と、まぁ基本的にはそれだけなんですが(笑)
そこにこれまたいろいろと小ネタになる人物(飯島愛・ラモス・八木亜希子・飯島直子など)
が登場して、特に当時を実体験した世代には文句なしに楽しめる映画だと思います。

特に読売クラブ時代のラモス絡みのエピソードは爆笑モノ。
ディスコで盛り上がっている1990年(Jリーグ発足前)のラモスに、
真弓がドーハで起こる3年後の悲劇を回避するための忠告をするのですが、
それがエンディングでのとんでもないオチに繋がっています。
(サッカーに興味のある人にとっては「そんなアホな」といった感じですが・笑)
もちろんメインのストーリーも、
タイムスリップ物としてはありがちなものとは言え、
なかなか後味の良いラストシーンになっていました。

1990年と言えば、俺は25歳。
そんなに派手に遊ぶ人間ではないので^^;
バブルと言っても自分はあんまり浮かれてはいなかったよなぁ、
と思っていたのですが、あらためて思い返してみると、
給料は今の2倍弱(!)もらっていたし、
高い焼肉を平気でガンガン食っていたし、
今の3倍の値段の車に乗っていたし、
馬券は1日に4万5万とつぎ込んでいたし、
やっぱりそれなりに派手なことをしていたようです(他人事)。

あちこちのブログで感想を読んでみましたが、
見落としているような細かいネタがあったようなので、
DVDが出たらもう一度じっくりみてみようと思ってます。

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無題

  • posted at:2007-03-05 22:42
  • written by:ozta
スクエアビルの「BIO」見逃してないかい。

Re:無題

  • posted at:2007-03-07 03:44
  • written by:OZMA
おうっ!
書かなかっただけで見逃してないぞ。
BIO軍団の皆さ~ん!って呼びたくなった(笑
 
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