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アルヲタ33年目の雑記帳
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今日は新宿・シアターサンモールへ行ってきました。
D.K HOLLYWOODの「Zip-A-Dee-Doo-Dah」です。
夜勤明けで7時過ぎに帰宅し10時半に出発という無茶なスケジュールでしたが、
意外と寝なくてもなんとかなるという
不規則な仕事を長年続けて会得した能力を最大限に発揮。
しっかり見てきました。
舞台は1930年代のアメリカ。
前作の「12番街のラグ」の続編的なストーリーで、
実際、大不況のその時代にアメリカで実施された芸術家支援救済計画
「フェデラルワン」が背景。
一度はブロードウェイから姿を消した天才プロデューサー、
ジャック・ランスキーが再びその舞台に戻ってくる。
そこにマフィアのボス、マランツァーノや新進脚本家、
対立する二人の大女優、昔なじみの仲間や若い役者、
ジャックのおばあちゃんが入り乱れて巻き起こる大騒動。
ラストシーンはD.Kの王道のどんでん返しの連発という感じではなく、
ちょっと気の利いたニヤリとさせられる粋なエンディング。
実は3月のスタジオ公演の時にあるメンバーから
「6月はちょっと大きい会社と一緒にやるんで」
と聞かされていたんですが、なんとまあそれがavexだったとは。
客演としてそのエイベックス・マネジメントの女優さんが4人。
男性陣もTVや映画で活躍している俳優さんが3人という豪華な顔ぶれ。
中でも丸高愛実さんは週刊プレイボーイとavexが主催した
「トップオブグラビア」オーディションで1万人から選ばれた
「最強グラビアアイドル」で、その初舞台がこの作品。
正直、当然ルックスやプロポーションは抜群だけど芝居はどうなの?
という感じだったんですが、
越川さんとの掛け合いの場面、一人で笑いを取る場面、
おまけに客いじりまで(笑)、初舞台を感じさせない素晴らしい演技っぷり。
ちょっとビックリしました。
役柄のせいもあるかもしれませんが、写真で見るよりも幼く可愛い印象。
これからもっと有名になっていくでしょうし、
その初舞台がD.K HOLLYWOODというのは
劇団のファンとしてもうれしいですね。
今後も注目です。
今日は山田ジルソンくんの喉が不調で痛々しいほどでしたが、
本人の頑張りと周りの役者さんのフォローが素晴らしかった。
本番の舞台で「声が出ない」というのは
プロの役者として失格だと言えばその通りですが、
今回はそれ以上に、
舞台にいる全員でマイナスをプラスに変えるんだという気持ちが伝わってきて、
感動的なほどでした。
一番悔しく辛かったのは本人だと思いますし、
いいものを持っている役者さんだと思うので、
これをいい経験として今後に繋げてほしいと思います。
越川さんの長ゼリフの凄さは言うまでも無し。
大崎さんのババァっぷりは今回も爆笑。味出過ぎ(笑)
そして今回は鶴町さん演じるキャロルと小貫さん演じるグロリアの
大女優対決も凄かった。
濃かった(笑)
山口草太氏演じるマランツァーノの「ベンチプレスコント」は越川演出の真骨頂。
かなりツボ。
完成度の高いいい作品だったと思います。
今回は打ち上げ乱入は遠慮しましたが^^;
今頃盛り上がってるかな。
あ、それと、客席に長井秀和がいた。
間違いない。
一昨日になりますが、D.K HOLLYWOOD STUDIOに行ってきました。
スタジオ生による公演「CANDID GAME」です。
当日朝に、同行するはずだったP氏から、
「カゼでダウン」という無念のメールが来まして、
結局一人で行くことに。
スタジオへの最寄り駅は西新宿五丁目なんですが、
ここは以前働いていて潰れた会社の最寄り駅でもありまして、
おまけに駅とスタジオの間に
「中退した学校」もあるという縁起の悪いルート。
今回もブラックなオーラを感じつつスタジオへ(笑)
ある舞台のオーディションに集まった若者たち。
そこで事件が起きるが、
それは参加者を試すためのオーディション関係者による仕掛けで、
参加者はそれに気付いてしまう。
しかしその裏で本当の事件が発生していて…
ラストはこれでもかというほどドンデン返しの連続。
そして最後の最後でさらに謎が…!
今回は本公演でも活躍しているメンバーから、
去年入ったばかりの10期生までいたんですが、
正直いうと、さすがと思わせてくれる役者もいれば、
お前そんなに焦るな!力むな!と声をかけたくなるようなヤツも(笑)
でもまあそれもスタジオ生の公演ならでは。
心配だったヤツが次の公演で見違えるようになっていた、
なんていうことも実際あったので、
そういう見方ができるのも楽しみの一つ。
自分としてはあくまでも一観客、一ファンのつもりなんですが、
15年もこの劇団を見続けてきたおかげで、
ちょっとしたご意見番みたいな感じになってきちゃいまして、
今回も終わった後にみんなに「どうでした?」と訊かれまくり。
なんか気の利いたコメントができなくてすみませんでした(汗
いつもスタジオ公演のあとに感じるんですが、
若いメンバーの目標に向かってがむしゃらに頑張っている姿に、
40半ばのオッサンは自分の若い頃の反省や後悔と共に、
それ以上のエネルギーをもらっているような気がします。
なんかもうみんなギラギラしてるんですよ。
作品としては、最初の裏切りは正直読めてしまう部分はありましたが、
ラストのたたみかける展開はあまりのひっくり返りっぷりに唖然(笑)
かなり楽しめる作品でした。
一部、オジサンが目のやり場に困るようなシーンがありましたが、
俺は目のやり場に困らずに見入らさせていただきました(謎)
今回はボス・越川さんが不在でお会いできなかったのが残念。
劇団は6月公演に向かって、
オーディションも終わり写真撮影に取りかかる段階とのこと。
久々のシアターサンモール、楽しみです。
昨日は築地へ。
D.K HOLLYWOODの「HOTEL501」を見てきました。
築地本願寺に行くのは初めてでしたが、
東京の真ん中に異彩を放つこの建物。
圧倒されるような独特の雰囲気に包まれた場所でした。
ブディストホールは本堂の向かって右側にある
第一伝道会館の2階。
小さなホールですが、なかなか歴史を感じさせるというか、
まあぶっちゃけて言うと古い(笑)
しかしここがD.K HOLLYWOODの原点となった場所なわけです。
今まで何回か見てきたこの作品ですが、
今までのキャストは今はほとんどいないということで、
どんな配役になるのか興味津々。
そもそも役者さんの男女の人数が違っちゃってるんで(笑)
(今は男性が多いのです)
この作品、
ボス越川さんはラストの真相解明のシーンまで出てきません。
今までは軸になるベテランの役者さんが何人もいたんですが、
現在は若手のメンバーが多くなって、
その面々が引っ張っていかなければならないわけで、
その点、正直言って期待と不安が半々といったところでしたが、
いい意味で裏切ってくれる仕上がりになっていました。
ストーリーはもうよく知っている作品なので、
この先どうなるんだろう?
という楽しみ方ができない点は仕方ないんですが、
それでも楽しみにしていた笑いどころがそのまま残っていたり、
役名が昔その役を演じていた役者さんの名前になっていたり、
ずっと見てきた人だけがわかるお遊びも盛り込まれていたので、
また新しく生まれ変わった「HOTEL501」として楽しむことができました。
終演後は越川さんや、今回は大女優役の鶴町美香さん他、
メンバーの皆さんに裏話もいろいろ聞かせてもらえて、
改めてひとつの作品を作り上げることの難しさも感じました。
来年は新国立劇場での公演も決まっているようで、
ますます楽しみなD.K HOLLYWOOD。
期待大です。