いよいよ最後の夏イベです。
14時半頃出発。
近所で軽く食事を済ませてから、
相鉄→みなとみらい線で馬車道駅へ。
暑さに弱い嫁さんは、駅の階段を上がる時点でもうゲンナリしております。
さすがに週末ということもあって、
偵察しに行った日よりも開国博のお客さんが多い様子。
前回の赤レンガでは開場時刻ぐらいにはグッズの列も無くなっていたので、
今回もそんなもんだろと思いながら販売のテントまで行ってみると長い列が…
でも流れが速く10分もかからずにグッズ購入。
その時点でペンダントとバッグが売り切れていました。
一旦、ワールドポーターズまで戻り休憩して、17時過ぎに会場へ。
今回はいつもの仲間と大連番(笑)
席はB8ブロックの4列目。
おぉー結構近い。
でも当たり前になっていたこの野外の雰囲気ももう最後かと思うと、
何とも言えない気持ちになります。
ステージは前回の赤レンガのセンター花道無しバージョンのよう。
しかしステージ上部のスクリーンは妙に解像度が高い感じ。
流れては消える、
「THE ALFEE Legendary Summer 2009 YOKOHAMA PERFECT BURN」
の文字の効果が綺麗です。
左右にも花道が伸びて、
特に上手側の花道は会場の外にいてもメンバーが見える位置です。
突然周りから歓声が上がり右後方に視線が集中。
研ナオコさんが立ち上がって歓声に応えていました。
私じゃなくて主役はステージだから、といった感じの手振りで
後ろを向いた客を促していました。
ナオコさんの隣にはベースボールシャツを着た笑顔の関口社長(笑)
18時ジャスト。
いよいよ最後の野外夏イベ第1幕がスタートです。
メンバー登場。
坂崎さんはいつもの「疑惑のサンバイザー」(笑)
高見沢さんはいつもに比べればかなり地味。
まぁいつもを知らない人にとってはド派手でしょうけど。
今までとちょっと違う、以外と自然に見えるヅラミー(笑)
だけどメイクが妙に濃い!
そして一番インパクトがあったのは桜井さん。
テカテカのピンクのスーツ!
ある意味一番派手。
周りからも「すげー」「ピンクだ!」という声が聞こえてきました。
♪ メリーアン
ステージ上部のスクリーンが横に3分割され、
それぞれにメンバーの姿が映し出されます。
やっぱり妙に綺麗な画像。
金かかってる感じ(笑)
高見沢さんのギターは赤と黒の「Flying-A Ⅳ」(多分)
しかし席の幅が狭いな。
このパイプ椅子、ちょっと小さめ?
チケットが入手困難になるくらいでしたから、
目一杯詰め込んだんでしょうね。
♪ ジェネレーション・ダイナマイト
昔の曲でテンションが上がって最近の曲でテンションが下がるというのは
長年ファンやってると仕方がないことなんでしょうか。
夢中になっていた頃の曲を今またこうしてライブで聴けるというのは
幸せなことだと感じながら聴いていました。
桜井さんのボーカルは今日も絶好調。
改めて思いましたがホントいい声ですな。
♪ 夢よ急げ
うわうわうわ
何この怒濤の展開は!
ウルトライントロに答えるくらいの速さで、
最初の音が出た瞬間に客席から歓声が上がります。
「Fly! Fly! Fly!」
の声が今まで聴いたことがないくらい大きかったのも、
野外でこの曲を聴くのは最後かもしれないという
ファンの思いが詰まっていたような気がします。
♪ ラジカル・ティーンエイジャー
なにこの最初の武道館(笑)
すごいな。
ここでもうやっちゃうの?
最近「また一つ街に流れ」ているニュースは
いけないお薬の話ばかりですが(-_-;)
ここで坂崎さんのMCかと思いきや、
話し出したのはなんと高見沢さん。
高「アルフィーに良い席も悪い席もない!みんな良い席だぁぁぁぁ!!」
はい、すいません^^;
高「いきなり俺がしゃべりだしてビックリしたヤツもいると思うが~」
はい、ビックリしました(笑)
高「二人に今日の意気込みを語ってもらおう!」
桜「行くぜ横浜ぁぁぁ!」
坂「来たぜ横浜ぁぁぁ!」
♪ Girl
もちろん幸ちゃんファンお待たせしました!の曲ですが、
俺は
♪When the brightly morning comes
の部分のハモリが好きなのです。
♪ トラベリング・バンド
いいですなぁ。なんですかこの選曲は。
これもやはり最初の武道館を思い出させる曲。
意識的に並べたのか偶然なのか?
野外で聴くとこの曲の開放感や疾走感が増幅されて気持ちいい。
でもそれももう最後かと思うと…
♪ 希望の鐘が鳴る朝に
すっかり気分良くなってテンションが上がっているところにこの曲が!
いやいいんですけど、ちょっとコケた(笑)
あんまりステージ見ないで(おいおい)
周りの景色をしみじみ眺めたり空を見上げたり。
ここで坂崎さんのMC。
話している途中でヘリの音が聞こえてくると、
ヘリに向かって
坂「君は空気読めなかったな!
ペイヴメントのイントロで来られると困りますよね。
ジェネレーション・ダイナマイトだったらいいですけど。
(客席を指さして)そこで飛んでてもいい(笑)」
横浜でのイベントを振り返り、
頭にカナブンが留まった人もいる!ということで
そのカナブンが留まった人を紹介。
桜井さん登場。
以前、ピンクを来た時はかなり嫌がったらしいですが、
今回は自ら着てきたそうです(笑)
紫外線が髪に良くないという流れで、
坂崎さんがサンバイザーを指して
坂「よくこれと髪がくっついてんじゃねぇか?
って言われるけどくっついてねぇよ!
グッズで出しましょうか、坂崎変装セット」
それ出たら買います(笑)
ここで高見沢さん登場。
いきなり
高「桜井!あっち行けよ!」
坂「あっちにいるんだよ!遠近法がおかしいから(笑)」
高「顔がでかいんだよ」
と言いながら桜井さんに近寄っていく高見沢さん。
最近、高見沢さんの「桜井イジリ」が激しくて面白い。
近寄った高見沢さんの衣装を見て
桜「これよく見ると紋章が入ってるんだね」
高「そうだよ」
桜「何て言うのこれ?スカルってぇの?スカル?おれマサル」
2万5000人の苦笑いの中(笑)、
坂崎さんの「夏らしい曲を」という紹介で次の曲へ。
お!何が来る!?
SUNSET SUMMERか真夏のストレンジャーかひょっとしてセイリング?
♪ 真夏のストレンジャー
イントロと同時におもわず、おぉ!と声が出てしまいました。
桜井さんの気持ちいい声と、心地よい海風。
しかし今回はどうしても、こんな野外ならではの経験も最後なのか…
という寂しさをいちいち感じてしまいます。
♪ セイリング
来た。やっと来た。この曲をどれだけ待ったことか。
もう一度夏イベでこの曲を聴きたいとずっと思っていました。
今年聴けなければその願いも叶えられることはなくなるんだな、と
そう思っただけで寂しくなっていたんですが…
良かった。ほんとに。
今日はまずいな。
涙腺弱すぎ。
♪ WEEKEND SHUFFLE -華やかな週末-
いつもだと
座りタイムから立ち上がるタイミングというのがはっきりしているんですが、
今日は、
あれ?ここで立つよね?立っていいよね?
という雰囲気でじわじわ~っと立ち上がる感じ。
思い入れが強すぎる曲の次にちょっと離れていた時期の曲が来たので、
あまり集中できず放心状態^^;
日が落ちて暗くなってきたのはこの曲のあたりからだったでしょうか。
高見沢さんMC。
最後の野外ということで、
話題はどうしても過去の夏イベを振り返ることになります。
高「ベイエリア来た人!」
という声には思い切り手を挙げられましたが、
高「日本平来た人!」
の声に手を挙げられなかったのはちょっと悔しい。
俺なんで行かなかったんだろう?
その時の状況や心境を全然覚えてないんです。
高「4 ACCESS AREAの記者会見で桜井が質問されたんですよ。
アクセスってなんですか?って。
そしたらこいつ知らん顔してんの(笑)
アクセスっていう言葉もそれほど無かったですからね。」
今となっては「アクセス」という単語も浸透してますが、
こんなエピソードからも夏イベの長い歴史を感じます。
ここだったか記憶が曖昧ですが、プールの話になって、
高「今はすっかり海とかプールとかとは縁遠い人間になってしまいましたが、
昔はよく桜井とプール行ったんですよ。
ここどれくらいだ?って訊かれたんで3mって答えたら、
あいつそのまま沈んでいきましたけど(笑)」
高「あ!坂崎とも行ったよな!人形町のプール!」
ん?
人形町にプールなんてあったっけ?
その時代にはあったのかな?
と、人形町で働いていたことのある俺は、
あの街のいろんな景色が頭をぐるぐる巡りましたが、
ひょっとしてそれって人形町じゃなくて、
隣の浜町公園のプールか?と思った瞬間に
坂「行った行った!浜町公園のプールな!」
あ、やっぱりそうか(笑)
82年の所沢から始まった夏イベ、
その1982年に思いを込めて…
という高見沢さんの言葉から
♪ SINCE1982
アンコール、もしかしたらラストに持ってくるかも、
とまで考えていた曲がここで登場。
さすがラストともなるとスペシャル感が違います。
と同時に、自分は当時既にファンだったにもかかわらず、
あの伝説の所沢に参加しなかったことに後悔の気持ちも湧いてきました。
なんかさっきから後悔ばっかりしてるな俺は。
♪ STARSHIP -光を求めて-
バックのメンバーが替わった事による音の変化というものを
顕著に感じる耳を持ち合わせていない自分は、
今までその部分を意識することは正直言ってあまりなかったんですが、
この曲のイントロは、
「ただすけのSTAR SHIP」を充分感じられました。
この曲も野外の開放感がぴったりの曲です。
しかしその「野外での」という部分を感じるたびに
いちいち寂しくなってしまうのがつらいところ。
♪ THE AGES
そういえば組曲系やってなかったな。
最近ハモリがあまりきれいに聞こえなかったり、
高見沢さんのボーカルの不安定さにハラハラしたりすることが多かったんですが、
プロのベテランミュージシャンにこんなことを言うのは大変失礼だとは思いますが、
久しぶりに「上手い!」と思ってしまいました^^;
筋トレの効果が出てるのか?
♪ 誓いの明日
古い曲が多いなしかし。
大歓迎ですけど。
やっぱり高見沢さんいつもより安定してるよなぁ。
どうしたの?(こらこら)
この曲もただすけの音が印象に残りました。
全然違うじゃん。
俺今まで何聴いてたんだろか(苦笑)
♪ 天河の舟
新しい曲来た(笑)
と言っても、この曲ももう3年前なんですね。
最初で最後の「夏イベでの天河の舟」。
そして流れてきたイントロに大歓声です。
♪ LONG WAY TO FREEDOM
高見沢さんはライトサーベル…
ではなく日本刀を抜いて振り上げアピール。
あれもESP製なのか?(笑)
クレーンに乗って高く登っていく日本刀王子。
その姿に、10年前の夏イベ、
Millenium Carnivalでコスモクロックをバックに熱唱する高見沢さんを
重ねて見ていました。
ここで本編終了。
ありゃ、もうそんな時間?
なんだかあっという間という感じ。
<アンコール 1>
♪テンツクピーヒョロとご陽気なお囃子が流れてきます。
なんじゃこりゃ?
コント有りなの?
するとステージ下手から黄色いヘルメットに法被姿の「ハッピーおじさん」登場!
桜「は~~~っぴ~~~!」
桜「最近すっかり公共事業が減っちゃってさぁ。
どうしようかと思ってたら、タカミーがお小遣いくれるって言うから
久しぶりに出てきちゃった!」
法被の背中には
「完全燃焼」
の文字が(笑)
桜「みんなオジサンに付いてきてね~!イエ~イ!」
桜「公共事業好きか~い?」
なんじゃそりゃ(爆笑)
オジサンの「D!D!D!」のかけ声で久しぶりにこの曲です。
♪ D.D.D ! ~Happy 65th Anniversary for Donald Duck~
夏イベでのこの曲と言えば、やはり99年の初披露を思い出します。
あの時はまだ今のような振り付けがなく、
メンバー3人が両腕で「D」の文字を作ったりして、
海援隊か!JODAN JODANか!とツッコミを入れた覚えが(笑)
久しぶりだったんで振り付けちょっと忘れてた^^;
高見沢さんが間奏のギターソロを忘れて慌てていました。
むりやり手袋をしたままドナルドギターを弾いてましたがそれは無理(笑)
♪ 冒険者たち
この曲もイントロが始まると同時に「おぉ~」というどよめきが。
イントロに対する客席の反応が曲によって特徴があるのは面白いですね。
普通に「わ~」
低めに「お~」
高めに「きゃ~」
二人のシーズンみたいに
絶叫で「ギャ~」
っていうのもありますけど(笑)
そういえばやってないな。明日かな。
♪ サファイアの瞳
この曲は自分としては、低めに「お~」でした。
間奏の桜井さんのチョッパーが見どころ。
ブルーやグリーンを基本にした照明が美しい。
高見沢さんが「わんこそばギター」を持ったのはこの辺だったっけ?
まさかこの場所でわんこそば見るとは思わなかった(笑)
本人も気にしてましたが、
客席の反応が薄かったのはよく見えてない人のほうが多かったからかも。
高「よーしそれじゃぁハードな曲をいってみようか!
THE ALFEE史上、最も極悪非道なナンバーをいってみよう!
…あ、これはもっとデスメタル風に言ったほうがいいか」
で、むりやりダミ声で同じセリフ。
このパターンはご陽気でポップな曲をやるお約束の前フリ(笑)
で、始まったのは…
♪ 君はパラダイス
ある意味、この曲は「極悪非道」かもしれません。
♪やりたいよ~女子大生~♪ですからね。
ラストでそれぞれやりたいこと、なりたい人などをコーラスで。
パーマンやらパーマン2号やら麻生太郎やら出てきましたが、
桜井さんがやりたいこととして
「♪高いところに登りたい~」
と心にもないことを勢いで言ってしまい、
高見沢さんに「よーし武道館が楽しみだ!」と言われる始末(笑)
「あ、明日もあるか」
と小声で呟いた高見沢さんの一言が翌日あんなことに…
♪シャンラランララなりたいよー
♪シャンラランララ恋人になりたいー
で歓声が上がったところで
♪シャンラランララやらないよー
やらんのかーい!
♪ Masqurade Love
始まったと同時に隣の嫁さんと思わず顔を見合わせてしまいました。
客席はもの凄い熱気と盛り上がり。
♪ 星空のディスタンス
残念ながら上空は雲に覆われて星空とはいきませんでしたが、
夏イベで聴くこの曲は格別です。
オフマイクのアカペラじゃなかったのがちょっと残念でしたが、
今回はセンターの花道がなかったことも関係しているんでしょうか。
<アンコール 2>
高「82年の所沢の野外コンサート、
あの時僕らは『これしかないんだ!』と決意したような気がします。
坂崎は酒屋を継ぐことを諦めました。
桜井は太傳治商店を継ぐことを諦めました。」
桜井さん、ちょっと苦笑い。
高「僕らの決意を込めた曲を…心を込めて…」
♪ Musician
やばいです。
半泣きです。
やっぱりこの曲は自分にとっても大切な曲。
最初の武道館では、この曲の前に異様に緊張したという坂崎さんですが、
今、この最後の野外のステージで、
どんな心境で歌っているんだろうか、と思いながら聴いていました。
会場を囲むように設置されたサーチライトの光が、
上空の一点で合わさるように空に向けて伸びています。
忘れることのできない光景になりました。
サーチライトがパーッと広がったと同時に…
♪ SWEAT&TEARS
今までは、あーまた最後はこれか…というような
ちょっと醒めた気分で聞くこともあったこの曲ですが、
今回はなんだか泣けてしまって…。
ステージ後方から恒例の花火が上がります。
それを見上げるステージ上の3人と上空の花火を交互に見るこの機会も
もう無くなるんですね。
花火が終わると、
3人はステージ下手側の花道から移動式のイントレに乗り込みました。
ゆっくりと客席海側の端を後方へ移動していきます。
手を振ったりガッツポーズをしたりして声援に応える高見沢さんと坂崎さん。
勝手にジュリアナのお立ち台設定で扇子を振っているマネの桜井さん(笑)。
客席の最後方まで移動し、
もう一度声援に応えて3人は消えていきました。
スクリーンには
「Everlasting Summer of 2009 … With you」
の文字が光っていました。
終演後はいつもの店でいつものメンバーと打ち上げ。
しかしこのメンバーはライブの後でもほとんどアルフィーの話題が出ない(笑)
むりやり話をアルフィーに持って行ってもすぐ横道に逸れるし^^;
だからこそ気楽で居心地がいいんですけど。
でも夏イベが無くなると、
こういう機会も一つ減ってしまうんですよね。
野外でなくても、日本中からみんなが集まって思いを共有できるイベントは、
何かの形で続けてほしいなと実感した夜でした。
終演後ケータイの電源を入れるとニュース速報のメールが来ていて、
のりピーが出頭し逮捕されたことを知ったということも、
この夜の思い出として一応書いておきます(-_-;;;)
さぁ明日は本当に最後です。
涙腺弱くなっているオッサンはどうなるのでしょうか?
2009.8.8 横浜赤レンガパーク特設会場
THE ALFEE Legendary Summer 2009 YOKOHAMA PERFECT BURN
[ Burn Into Memory Night ]
メリーアン
ジェネレーション・ダイナマイト
夢よ急げ
ラジカル・ティーンエイジャー
Girl
トラベリング・バンド
希望の鐘が鳴る朝に
真夏のストレンジャー
セイリング
WEEKEND SHUFFLE -華やかな週末-
SINCE1982
STARSHIP -光を求めて-
THE AGES
誓いの明日
天河の舟
LONG WAY TO FREEDOM
<EC1>
D.D.D ! ~Happy 65th Anniversary for Donald Duck~
冒険者たち
サファイアの瞳
君はパラダイス
Masqurade Love
星空のディスタンス
<EC2>
Musician
SWEAT&TEARS